前向きな外訪活動を実現する渉外デビュー!
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渉外に配属されて間もない担当者は様々な悩みを抱えるが、先輩や上司には聞きづらいことも…。よく聞く7つの疑問に答えよう。

Q1 事務の仕事しか知らないのに 渉外で本当に活躍できますか?

A1 事務の仕事で培ってきた知識が営業で生きるから大丈夫。先輩たちも同じ状態を経て活躍している

渉外活動のベースは、事務の仕事だ。事務の知識なしに、渉外はできない。

例えば、取引先企業の社長から「設備資金を借りたい」と言われたとしよう。このとき、貸付形式は「証書貸付」で、必要書類は「金銭消費貸借契約証書」であるということがピンとこなければ、渉外は務まらない。

その一方で、「事務の仕事しか知らない」という担当者には、これまでの仕事を通して事務知識を習得してきたという強みがある。渉外係に異動するにあたって、そのアドバンテージを上司も認めているはずだ。

いままで事務の仕事をするなかで、渉外の持ってくる書類の不備や、受取り漏れに悩まされてきたかもしれない。自分が渉外係になったら、事務担当者にそんな思いをさせないように配慮しよう。それにより自身の営業はもちろん、組織の運営もスムーズになる。

実際のところ、いま渉外として活躍している先輩渉外も、事務の仕事しか知らない段階から始めて次第に渉外活動を習得してきた。みんなが通ってきた道をあなたも通ろうとしているのだから心配はいらない。そう考えて、自分の強みを生かしながら習得していこう。

Q2 運用商品は専門的すぎて上手に説明できる自信がありません…。