近代セールス
(画像=naka/stock.adobe.com)

質問

預かり資産営業のアフターフォロー中、無理なく次の提案につながる動きを作りたいのですが…良いきっかけにできる取組みはありませんか。

「お客様のフォローをしつつ、自然な流れで別の商品や追加購入の提案をしたい」――。そんな希望を同僚と共有できているときは、支店単位でのセミナーや勉強会を開催してみよう。

支店セミナーの後に個別相談会を設ければ、具体的なニーズをキャッチしやすく、よりお客様本位の提案ができるようになる。これらの企画や声かけの行動でCS向上も狙うことができ、一石二鳥なのだ。

開催スパンは2〜4カ月に1回程度でよい。夏・冬のボーナス時期や、支店の閑散期に合わせてもよいだろう。定期的に開催して継続することが、お客様へのフォロー姿勢のアピールになる。

開催までは最低でも当日の1カ月前から告知・集客をできるよう準備し、1週間前までには参加人数が確定できるようにする。ゆとりをもったスケジュールであれば、突発的な業務が入ったとしても慌てずに済むからだ。

チラシにはテーマのほか、日時や場所、セミナーの内容等を記載しよう。問合せがあったときの担当者名や伝えたいメッセージも併載しておくことで、お客様からの反応を増やせる。用紙の4分の1程度を切り取れるようにして、申込みのあった時点で残りをお客様に渡せるようにしておけば、キャンセルされることも少なくなる。

支店メンバーが講師となればメリット大!