クレカ積立を始めるなら?おすすめのクレカ×証券会社の組み合わせを徹底解説
(画像=ZUU online編集部)

クレジットカードを通じて、投資信託の積立投資を行う「クレカ積立」。資産運用を行いながらポイントが貯められることから、多くの個人投資家が取り入れている投資方法です。クレカ積立は、証券会社によって提携しているクレジットカードやポイント還元率が異なるため、あらかじめ複数のクレカ積立を比較して検討することが大切です。

そこで本記事では、おすすめのクレカ積立についてランキング形式で紹介していきます。5つのクレカ積立の特徴を解説しますので、ぜひクレカ積立を始める際の参考にしてください。

積立NISAにおすすめ
証券会社ランキング
証券会社の特徴 買付手数料 つみたてNISA
取扱銘柄数
最低積立金額 選べる
積立頻度
積立できるクレジットカードの特徴 カード年会費 クレカ積立の
還元率
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3
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クレカ積立とは?

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クレカ積立とは、クレジットカード決済によって投資信託の積立投資を行うサービスです。毎月決まった日付に一定の金額で金融商品を買い付けていく積立投資は、これまで指定金融機関の預金口座から引き落とすことが一般的でしたが、大手証券会社を中心にクレジットカードによって積立金を決済するサービスが取り入れられています。

代表的なクレカ積立として以下の例が挙げられます。

  • 楽天証券×楽天カード
  • マネックス証券×マネックスカード
  • SBI証券×三井住友カード
  • auカブコム証券×au PAYカード など

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クレカで積立をするメリット

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クレカ積立には、以下の4つの点がメリットとして挙げられます。

クレカで積立をするメリット
  • 少額で投資できる
  • 入金や購入の手間を減らせる
  • ポイントを貯められる
  • 貯めたポイントで再投資できる

それぞれ詳しく確認しましょう。

少額で投資できる

クレカ積立は、少額投資で利用できるサービスです。最低積立金額は証券会社によって異なりますが、たとえばSBI証券×三井住友カードでは毎月100円から積立が始められます。「投資」と聞くと、まとまった資金が必要になるイメージがあるかもしれませんが、毎月ワンコインで始められる点は初心者にとっても嬉しいメリットといえるでしょう。

入金や購入の手間を減らせる

クレカ積立では、積立金をクレジットカードで決済するため、証券口座に資金を入金する手間がかかりません。積立金はカード利用代金とまとめて金融機関口座から引き落とされるため、「証券口座への入金を忘れて買付ができなかった」という機会損失も避けられます。

また、クレカ積立は自動で買付が行われることも特徴です。申込時に投資するファンドと積立金額の設定を行えば、あとは毎月自動で買付が行われます。したがって、「買付のタイミングが分からない」「投資に手間をかけたくない」という人にもおすすめの投資方法です。

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ポイントを貯められる

クレカ積立は、クレジットカードを通じて決済を行うことでポイントが貯められます。貯まるポイントの種類や還元率はクレジットカードによって異なるため、より自分のニーズに合ったクレジットカードを選びましょう。

貯めたポイントで再投資できる

証券会社によっては、ポイントによって投資信託や株式が購入できる「ポイント投資サービス」を提供しているところがあります。ポイント投資では、クレカ積立で貯まったポイントを再投資へ回すことができるため、より効率的に資産運用が行える点がメリットです。

ポイント投資で購入できる金融商品は証券会社によって異なるため、自分の投資意向に合った証券会社を選ぶとよいでしょう。

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クレカで積立をするデメリット

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多くのメリットがあるクレカ積立ですが、一方で以下の4点がデメリットとして挙げられます。

クレカで積立をするデメリット
  • 積立日が固定される
  • 積立上限が設けられる
  • 家族カードは利用できない
  • 年会費が必要

それぞれ詳しく確認しましょう。

積立日が固定される

クレカ積立では積立日が固定されるため、市場動向を見ながら買付のタイミングを図ることができません。これはクレカ積立に限らず、積立投資全体に共通する特徴です。「値動きを見ながら購入のタイミングを決めたい」という人には向いていないでしょう。

積立上限が設けられる

クレカ積立には、上限額が設定されています。たとえば、楽天証券×楽天カードでは毎月5万円が利用上限となっており、5万円を超える積立投資に関しては他の決済方法を併用しなければいけません。

ただし、つみたてNISAの毎月の上限積立金額は3万3,333円であるため、つみたてNISAの範囲内で利用したい人であれば大きな影響はないでしょう。

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家族カードは利用できない

多くのクレカ積立では、家族カードでの利用は対象外となっています。これは、家族間であっても投資資金の贈与にあたる可能性があるためです。クレカ積立を利用したい場合は、自分の名義のクレジットカードを発行しましょう。

年会費が必要

クレジットカードの種類によっては、年会費が必要となる場合があります。クレカ積立でポイントが貯まっても、それを上回る年会費がかかってしまえばお得な投資方法とはいえません。中には、年会費無料のクレジットカードもあるため、より低コストで利用できるクレカ積立を選ぶことが大切です。

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クレカ積立で注目すべきポイント

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クレカ積立を選ぶ際は、以下の4つのポイントを重視して検討しましょう。

クレカ積立で注目すべきポイント
  • ポイント還元率が高いか
  • クレカ積立できる商品の種類が豊富か
  • クレジットカード・証券会社のスペックが高いか
  • つみたてNISAに対応しているか

それぞれ詳しく解説していきます。

ポイント還元率が高いか

クレカ積立で貯められるポイントの種類や還元率は、クレジットカードによって異なります。たとえば毎月3万円のクレカ積立を利用する場合、ポイント還元率が1.0%のクレジットカードでは毎月300ポイント、年間で3,600ポイントが貯められる計算です。しかし、還元率が0.5%のクレジットカードでは、その半分のポイントしか貯められません。

より効率的にクレカ積立を利用するためには、ポイント還元率の高さを重視しましょう。

クレカ積立できる商品の種類が豊富か

クレカ積立で購入できる金融商品は、証券会社で取り扱っている金融商品のみとなります。たとえば「Aファンドを購入したい」という意向があっても、利用する証券会社で取り扱いがなければ購入することができません。

投資信託の取扱ファンド数は証券会社によって異なるため、「より多くの選択肢の中から投資先を選びたい」という人は、取扱商品が豊富な証券会社を選びましょう

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クレジットカード・証券会社のスペックが高いか

クレカ積立で利用するクレジットカードは、普段の生活でも使いやすいものを選ぶことが大切です。ショッピングや旅行、ビジネスシーンなどでも利用できるクレジットカードを選ぶことで、クレカ積立以外でもクレジットカードのメリットを有効活用できます。

また、証券会社のスペックも重要なポイントです。「取引手数料が安いか」「入出金の手段が多いか」「投資信託以外の金融商品も取り扱っているか」など、取引コストの低さや使いやすさを重視して選びましょう。

つみたてNISAに対応しているか

つみたてNISAにクレカ積立を利用することも可能です。ただし、証券会社によってはクレカ積立で買付できないこともあるため、クレカ積立が利用できる証券会社でつみたてNISA口座を開設しましょう。

また、クレカ積立の上限は5万円、つみたてNISAの上限は3万3,333円となっていますが、その差額1万6,667円は課税口座での積立投資にも利用できます。クレカ積立を上限金額まで利用したい人は、課税口座での積立投資も検討することがおすすめです。

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おすすめのクレカ×証券会社組み合わせ

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大手証券会社を中心に、クレカ積立を取り扱う証券会社が増えています。それぞれポイント還元率や取扱商品が異なるため、その特徴を理解して証券会社を選ぶことが大切です。ここでは、おすすめのクレカ積立をランキング形式で紹介していきます。

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ランキング表

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マネックス証券×マネックスカード

おすすめのクレカ積立の1位はマネックス証券×マネックスカードです。特徴やサービス概要を詳しく確認していきましょう。

基本情報表

年会費初年度無料、次年度以降550円(税込)
ただし、年間1回以上の利用で年会費無料
ポイント還元率(ショッピング)1.0%
ポイント還元率(クレカ積立)1.1%
付与されるポイントマネックスポイント
国際ブランドJCB
積立可能金額1,000~5万円
ポイント投資×
(ただし、コインチェックにて暗号資産へ交換可能)

特徴・概要

マネックス証券では、マネックスカードによるクレカ積立が利用できます。買付日は原則毎月24日で、課税口座・NISA口座どちらでも利用可能です。

また、マネックス証券の「投信つみたて」では、毎営業日投資信託を購入する「毎日つみたて」が利用できますが、クレカ積立では月に1回の購入となります。

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メリット・デメリット

マネックス証券×マネックスカードでは、1.1%のポイント還元を受けられます。たとえば、毎月3万円のクレカ積立を利用する場合、月330ポイント、年間3,960ポイントが貯められる計算です。

貯まったポイントは、株式の取引手数料に充当することやコインチェックで暗号資産と交換することが可能です。その他にもdポイントやAmazonギフト券、マイルなどへの交換も可能であるため、ニーズに合わせてさまざまな活用ができます

しかし、マネックス証券×マネックスカードのクレカ積立では、通常の「投信つみたて」とサービス概要が異なるため注意しましょう。前述の通り、クレカ積立では「毎日つみたて」が利用できません。積立金額についても、投信つみたてでは100円から利用できますが、クレカ積立は1,000円からの利用となります。サービスを混同することのないよう、それぞれの利用条件をよく確認することが大切です。

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クレカ積立の始め方【マネックス証券】

マネックス証券×マネックスカードのクレカ積立を始めるためには、以下の手順で申し込み手続きを行いましょう。

マネックス証券×マネックスカードの申し込み手順
  1. マネックス証券にて証券口座を開設する
  2. アプラスの申し込みページから「マネックスカード」を申し込む
  3. マネックスカードが届いたら、マネックス証券にログインする
  4. 積立を申し込みたいファンドのページから「積立を申込む(分配金再投資コース)」をクリックする
  5. 引き落とし方法で「クレジットカード」を選択する
  6. 注意事項を確認し、申し込み手続きを行う

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SBI証券×三井住友カード

おすすめのクレカ積立の2位はSBI証券×三井住友カードです。特徴やサービス概要を詳しく確認していきましょう。

基本情報表

年会費カード種類により異なる
ポイント還元率(ショッピング)カード種類により異なる
ポイント還元率(クレカ積立)0.5~2.0%
(カード種類により異なる)
付与されるポイントVポイント
国際ブランドVISA
Mastercard
(カード種類により異なる)
積立可能金額100~5万円
ポイント投資×
(ポイント投資はTポイントかPontaポイントのみ)

特徴・概要

SBI証券では、三井住友カードによるクレカ積立が利用できます。発注日は毎月1日で、課税口座・NISA口座どちらでも利用可能です。

また、SBI証券の「投信積立」サービスでは、「毎日」「毎週」「毎月」「複数日」「隔月」の5コースの中から購入頻度を選べますが、クレカ積立では月に1回の購入となります。

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ランクによってポイント還元率が変わる

SBI証券×三井住友カードのクレカ積立では、カードの種類によってポイント還元率が異なります。ポイント還元率は0.5~2.0%まで幅があり、それぞれ適用されるクレジットカードは以下の通りです。

2.0%貯まるカード・三井住カードプラチナVISA/ Mastercard
・三井住友カードプラチナPA-TYPE VISA/ Mastercard
・三井住友ビジネスプラチナカードfor Owners(VISA/ Mastercard)
・三井住友カードプラチナプリファード
1.0%貯まるカード・三井住友カード ゴールド(NL)
・三井住友カード ゴールド VISA/ Mastercard
・三井住友カード ゴールド PA-TYPE VISA/ Mastercard
・三井住友カード プライムゴールドVISA/ Mastercard
・三井住友カードゴールドVISA(SMBC)
・三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)
・三井住友カードビジネスオーナーズゴールドVISA/ Mastercard
・三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(VISA/ Mastercard)
・三井住友銀行キャッシュカード一体型カード (ゴールド/プライムゴールド)
0.5%貯まるカード・三井住友カード(NL)
・上記以外のVポイントが貯まるカード

利用できる他の提携クレジットカード

SBI証券では、三井住友カードの他にタカシマヤクレジットカードや東急クレジットカードでクレカ積立が行えます。ただし、これらのクレカ積立を利用できるのは「髙島屋ファイナンシャル・パートナーズ仲介口座」もしくは「東急カード仲介口座」を保有している人に限られます。

メリット・デメリット

SBI証券×三井住友カードのクレカ積立では、最大2.0%のポイント還元が受けられます。たとえば、毎月3万円のクレカ積立を利用した場合、月600ポイント、年間7,200円が貯まる計算です。

ただし、2.0%の還元が受けられるカードは比較的年会費が高いものであるため、年会費に見合った特典やサービスを活用できるか検討してカードを選ぶとよいでしょう。

また、クレカ積立ではボーナス月の設定ができません。通常の投信積立サービスでは、毎年2回まで増額月の設定が行えますが、クレカ積立では毎月一律の購入金額しか設定できない仕組みとなっています。「ボーナスがもらえる月は多めに積立をしたい」という人にとっては、少々不便に感じることもあるかもしれません。

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クレカ積立の始め方【SBI証券】

SBI証券×三井住友カードのクレカ積立を始めるためには、以下の手順で申し込み手続きを行いましょう。

SBI証券×三井住友カードの申し込み手順
  1. SBI証券にて証券口座を開設する
  2. 三井住友カードの申し込みページから、カード種類を選び申し込む
  3. 三井住友カードが届いたら、SBI証券にログインする
  4. 「取引」→「投資信託」→「投信(積立買付)」→「クレジットカード」→「登録する」へと進む
  5. 注意事項を確認し、申し込み手続きを行う

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auカブコム証券×au PAYカード

おすすめのクレカ積立の3位はauカブコム証券×au PAYカードです。特徴やサービス概要を詳しく確認していきましょう。

基本情報表

年会費無料
ポイント還元率(ショッピング)1.0%
ポイント還元率(クレカ積立)1.0%
付与されるポイントPontaポイント
国際ブランドVISA
Mastercard
積立可能金額100~5万円
ポイント投資

特徴・概要

auカブコム証券では、au PAYカードによるクレカ積立が利用できます。発注日は毎月1日で、課税口座・NISA口座どちらでも利用可能です。

また、auカブコム証券の「プレミアム積立」サービスでは積立日を自由に設定できますが、クレカ積立では1日の買付となっており、自ら設定することはできません。

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au回線とUQ mobileの契約者はさらにお得

auカブコム証券×au PAYカードのクレカ積立では、au回線もしくはUQ mobileを利用するとポイント還元率がアップします。通常の1.0%のポイント還元に加えて、au回線利用者は4.0%、UQ mobile利用者は2.0%の還元率が上乗せされる仕組みです。

資産運用をしながら最大5.0%のポイント還元が受けられるのは、大きなメリットといえます。auユーザー、UQ mobileユーザーは、auカブコム証券の利用を検討するとよいでしょう。

メリット・デメリット

auカブコム証券×au PAYカードのクレカ積立で貯まったポイントは、ポイント投資に充てられます。auカブコム証券のポイント投資では、投資信託のほかに「プチ株」へ投資が可能です。プチ株とは単元未満株のことで、1株から購入できるサービスを指します。

したがって、「投資信託で貯めたポイントをプチ株の購入原資に充てる」といったことも可能となり、複数の金融商品へ分散投資できるメリットがあります。

しかし、auカブコム証券×au PAYカードのクレカ積立では、クレジットカードの登録作業に1~2営業日かかるため注意が必要です。登録のタイミングによっては翌月の積立に間に合わない場合もあるので、なるべく早めに登録手続きを行うように心がけましょう。

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クレカ積立の始め方【auカブコム証券】

auカブコム証券×au PAYカードのクレカ積立を始めるためには、以下の手順で申し込み手続きを行いましょう。

auカブコム証券×au PAYカードの申し込み手順
  1. auカブコム証券にて証券口座を開設する
  2. au PAYカードの申し込みページから申し込み手続きを行う
  3. au PAYカードが届いたら、クレジットカード情報を登録する
    (登録完了に1~2営業日かかります)
  4. 「積立メニュー」をクリックする
  5. 「プレミアム積立」もしくは「NISA口座」を選びクリックする
  6. 積立したいファンドを選び申し込み手続きを行う

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楽天証券×楽天カード

おすすめのクレカ積立の4位は楽天証券×楽天カードです。特徴やサービス概要を詳しく確認していきましょう。

基本情報表

年会費無料
ポイント還元率(ショッピング)1.0%
ポイント還元率(クレカ積立)1.0%
付与されるポイント楽天ポイント
国際ブランドVISA
Mastercard
JCB
American Express
積立可能金額100~5万円
ポイント投資

特徴・概要

楽天証券では、楽天カードによるクレカ積立が利用できます。買付日は以下の2パターンに分かれていることが特徴です。

毎月1日(2021年6月19日以前に楽天カードクレジット決済をご利用のあるお客様)
毎月8日(2021年6月20日以降に楽天カードクレジット決済を初めてご利用のお客様)

引用:楽天証券「楽天カードクレジット決済」

また、楽天証券の証券口座で積立を行う場合は、買付日を毎月1~28日の中から自由に設定できますが、楽天カードでは毎月1日もしくは8日のみとなっており、自ら設定することはできません

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楽天キャッシュ利用で合計10万円分積立できる

楽天証券では、2022年6月から「楽天キャッシュ」の決済による投信積立の取り扱いがスタートしました。楽天キャッシュとは、楽天グループのサービスや加盟店で利用できる電子マネーです。

楽天証券のクレカ積立では上限金額が5万円となっていますが、楽天キャッシュによる決済と併せて利用することで合計10万円の積立が可能です。

2022年9月より実質0.2%の還元に変更となる

楽天証券のクレカ積立では、2022年9月より一部ファンドのポイント還元率が変更となります。信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%以上のファンドは引き続き1.0%の還元が受けられますが、年率0.4%未満のファンドはポイント還元率が0.2%へ変更されるため注意が必要です。

メリット・デメリット

楽天証券のクレカ積立で貯まったポイントは、ポイント投資に利用することが可能です。楽天証券のポイント投資では、投資信託、国内株式(現物取引)、米国株式(円貨決済)、バイナリーオプションが対象となっており、さまざまな金融商品へ投資できます

ただし、2022年9月以降はファンドによっては還元率が0.2%まで下がってしまうため、ポイント還元率を重視したい人にとっては物足りないと感じるかもしれません。

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クレカ積立の始め方【楽天証券】

楽天証券×楽天カードのクレカ積立を始めるためには、以下の手順で申し込み手続きを行いましょう。

楽天証券×楽天カードの申し込み手順
  1. 楽天証券にて証券口座を開設する
  2. 楽天カードの申し込みページから申し込み手続きを行う
  3. 楽天カードが届いたら、楽天証券へログインする
  4. 積立をしたいファンドの画面から「積立注文」をクリックする
  5. 注意事項を確認し申し込み手続きを行う

楽天証券を口座開設する

tsumiki証券×エポスカード

おすすめのクレカ積立の5位はtsumiki証券×エポスカードです。特徴やサービス概要を詳しく確認していきましょう。

基本情報表

年会費無料
ポイント還元率(ショッピング)0.5%
ポイント還元率(クレカ積立)0.1~0.5%
付与されるポイントエポスポイント
国際ブランドVISA
積立可能金額100~5万円
ポイント投資

特徴・概要

tsumiki証券では、エポスカードによるクレカ積立が利用できます。約定日はファンドによって異なり、おおむね毎月10日前後に約定する流れです。

また、tsumiki証券のクレカ積立では、積立対象ファンドが5つに厳選されていることも特徴のひとつです。

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メリット・デメリット

tsumiki証券のクレカ積立で貯まったポイントは、ポイント投資に利用できます。tsumiki証券のポイント投資では、1ポイント=1円として100エポスポイントから投資信託の購入資金に充てることが可能です。

ポイント投資は好きな時に利用できるため、「積立投資で定期的に買付を行い、ポイント投資は相場の動きを見ながら買付を行う」など、使い分けをしてもよいでしょう。

ただし、tsumiki証券では、取扱商品が少ないことがデメリットです。クレカ積立で購入できるファンドは5商品となっているため、「色々なファンドへ分散投資したい」という人にとっては使い勝手が悪く感じるかもしれません。

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クレカ積立の始め方【tsumiki証券】

tsumiki証券×エポスカードのクレカ積立を始めるためには、以下の手順で申し込み手続きを行いましょう。

tsumiki証券×エポスカードの申し込み手順
  1. tsumiki証券にて証券口座を開設する
  2. エポスカードの申し込みページから申し込み手続きを行う
  3. エポスカードが届いたら、tsumiki証券へログインする
  4. 積立をしたいファンドの画面から「この商品をつみたてる」をクリックする
  5. 注意事項を確認し申し込み手続きを行う

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FAQ

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ここからは、クレカ積立に関する質問について答えます。

Q1.クレカでの積立投資を始める際におすすめの組み合わせは?

クレカ積立は、ポイント還元率や取扱商品など比較ポイントによっておすすめの組み合わせが異なります

ポイント還元率を重視する人はマネックス証券×マネックスカードやauカブコム証券×au PAYカード、取扱商品の豊富さを重視する人はSBI証券×三井住友カード、楽天証券×楽天カードの組み合わせがおすすめです。

Q2.クレカで5万円以上を積み立てるにはどうすればいいですか?

クレカ積立では、利用上限を5万円としている証券会社がほとんどです。5万円以上の金額でクレカ積立を利用したい場合は、複数の証券会社を利用することを検討しましょう。

ただし、NISA口座は1人1口座となっているため、複数の証券会社で開設することはできません。

Q3.PayPay証券はクレカで積立できますか?

PayPay証券では、2022年5月26日より新たに「投信つみたて」の取り扱いが始まりました。ただし、積立資金は指定金融機関口座からの引き落としとなっており、クレカ積立には対応していません

Q4.クレカのショッピング枠の現金化には当たりませんか?

クレジットカード会社では、クレジットカードのショッピング枠の現金化を禁止しています。ショッピング枠の現金化とは、クレジットカードのショッピング枠と現金を引き換えることです。このショッピング枠の現金化はカードの規約違反となるだけでなく、個人情報の悪用や犯罪に巻き込まれてしまうこともあります。

クレカ積立は、クレジットカード会社と証券会社の間で利用が認められたサービスであるため、ショッピング枠の現金化にはあたりません。安心して利用しましょう。

Q5.クレカと口座引き落としの両方で積み立てることはできますか?

クレカ積立と口座引き落としの両方で積み立てることも可能です。「クレカ積立の上限を超える金額は口座引き落としで積み立てる」など、柔軟に活用するとよいでしょう。

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まとめ

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本記事では、おすすめのクレカ積立をランキング形式で紹介してきました。クレカ積立はポイントが還元される点や、投資に手間がかからないことが大きな魅力です。

大手証券会社を中心にクレカ積立を取り扱っていますが、証券会社によってポイント還元率や取扱商品が異なります。クレカ積立を始める際は、複数のサービスを比較して自分の投資意向に合ったクレカ積立を選びましょう

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