若手,先輩,キャリアパス
(画像=Kanazawa photo base/stock.adobe.com)

活躍する先輩たちはどんな苦労や努力を経て現職に至った?
─皆が気になるキャリアの歩み、仕事への向き合い方に迫ります!

福岡ひびき信用金庫 千早支店 横尾 友和さん

新規開拓に特化した拠点での活動を通して渉外担当者としての自信にもつながった

─横尾さんのご経歴や現在の担当業務についてお教えください。 

2011年4月に入庫し、黒崎支店で預金後方や融資窓口を経験後、曽根支店に異動となり、渉外業務を担当するようになりました。2020年7月からは、新規開拓に特化した拠点として開設された箱崎事務所への配属となり、日々開拓業務を行いました。2022年4月からは、千早支店で渉外チーフとして活動しています。

─若手の頃、渉外業務を担当するようになって、どのようなことに悩まれましたか。それをどのように乗り越えてこられたかもお聞かせください。 

渉外業務を行ううえでは、お客様の資金ニーズや困っていることなどに対してアンテナを張って、サインに気付き、解決策をご提案していくことが求められます。 

しかし、渉外に出たばかりの頃は、どのようなことを意識してお客様と接すればよいのかや、どんなところに資金ニーズがあり、どうご提案につなげればよいのかなど、わからないことが多くありました。 

それでも、資金ニーズにつながるサインを見逃さないよう、経営者や事業所などの様子に注意しつつ訪問する中で、例えば「最近経営者のスケジュールが埋まっていて、以前よりアポイントが取りにくくなった」などの変化に気付くようになりました。 

こうした変化について、面談時にヒアリングすることで、「新規の取引先との商談があった」「新しく設備を導入しようとしている」といった動きや資金ニーズを把握できるようになり、融資の提案などへ自然とつなげられるようになっていきました。

事業展望を把握したうえでのご提案を重視して活動