
活躍する先輩たちはどんな苦労や努力を経て現職に至った?
─皆が気になるキャリアの歩み、仕事への向き合い方に迫ります!
伊予銀行 ビジネスマーケティング部 豊田 元気さん
営業店でお客様の元へ足しげく通い汗をかいた経験が原動力となっている
営業店でお客様の元へ足しげく通い汗をかいた経験が原動力となっている
─ 豊田さんのご経歴や現在の担当業務について教えてください。
2015年4月に入行し、広島支店で業務係・融資係・営業係とジョブローテーションにより基礎を学び、今治支店では営業係として法人営業に尽力しました。その後、営業戦略部(現ビジネスマーケティング部)に異動となり、2021年からは株式会社浜銀総合研究所へ出向。翌年ビジネスマーケティング部に戻り現在に至ります。
─ 今治支店で営業係をご担当されていたとのことですが、その頃心がけていたことはありますか。
今治支店では約3年間、主に法人営業を担当しました。その際に意識していたのは、接触頻度を高めることです。たまに数時間みっちり会うより、一度の訪問時間は短くても訪問回数を増やしたり、電話をしたりして連絡の頻度を増やしたほうが、親しみをもって接してもらえるようになります。こうしたことを続けて、お客様にお困りごとがあった際には気軽に相談をしてもらえる関係を築くよう努めました。
─ 法人営業を担当されていたとき、印象的だったエピソードを教えてください。
あるとき、取引先の不動産業者から融資の申出を受けました。ただ希望の額や財務状況を勘案すると難しい状況だったんです。
しかし私は事業計画について社長が熱心に語る姿を見て、お役に立てる方法はないかと考えました。何度も足を運び、社長の「事業を通じて地域貢献がしたい」という強い思いや、今後の事業計画についての詳細をお聞きする中で、返済の目途を立てることができた結果、融資を実行することができました。
現在はお客様と直接関わることの少ない部署ですが、自身の業務がお客様の夢の実現につながると思えるのは、営業店でお客様に接して汗をかいた経験があるからだと思います。