近代セールス
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目の付け所②……業態・店構え

外食・中食ともに特徴のわかりやすさに着目

飲食業の業態や店構えから課題を発掘する際のポイントを解説する。以下では業態を大きく「外食事業者」と「中食事業者」の2つに分けて見ていこう。

①外食事業者

ラーメン屋や定食屋のように、店舗内で料理やサービスをふるまう業態を指す。この業態の特徴としては、小規模経営でも成り立つこと、開業自体は比較的平易な技術があればできること、そのため新規参入が多いこと、一般的に粗利益が高く一度人気に火が付けば収益性が見込めること──などがある。一方で次のような課題もある。

  • 他店との差別化が難しい◦コスト圧縮がしにくい
  • 収支や利益をきちんと管理できていないことが多い
  • 労働条件が厳しく、若年従業員の採用や育成に苦戦する場合が多い

担当者はこうした業態共通の課題を押さえておくことで、課題を推測しやすくなるだろう。

店構えや外観でチェックすべき点もある。店主の個性やこだわりが店構えに反映されていなかったり、そもそも存在感が弱いデザインの店構えだったりすると、通行人やドライバーへのアピールにならず、集客につながらない。

担当者が飲食店の外観を見る際は、「店舗の色使いやマークに統一感があるか」「看板や店名などからそのお店の特徴がすぐに伝わるか」「ロードサイドの店舗なら、ドライバーの目にも留まるよう工夫されているか」といった点に着目し、集客面の課題を推測しよう。

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競争激化により付加価値の創出が課題