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飲食業の資金繰りを概算するノウハウや、概算を用いたヒアリング方法を解説する。
1 正確な課題把握のために!資金繰りの予測を立てFLRまでヒアリングしよう
飲食業の資金繰りを把握するには、店主ヘのヒアリングが必要だ。この際、単にヒアリング項目を埋めるための聞き取りでは、実態に即した課題の発掘は難しい。重要なことは、あらかじめ資金繰り状況などを予測し、仮説を立てておくことである。
本稿では、飲食業の店内の情報から売上や利益などを予測するための方法を解説する。休日等で外食する際にも、このノウハウを活かして収支などを予測する癖をつけることで、資金繰り面での課題を正確に聞き出す力が身につくだろう。