ビジネスウーマン,契約
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こんな外国人からの口座開設依頼はここに注意しよう

ここでは、口座開設を依頼するお客様の属性ごとに注意すべきポイントを解説します。

1. 外国人留学生
在留資格や在留期間と口座の利用目的に不審な点がないか確認

留学生がわが国で生活するためには、日本の預金口座の保有が必須です。留学生との口座開設取引にあたっては、円滑な口座開設に向けた取組みをはかる一方で、外国人との取引に特有のリスクに適合した対策を講じる必要があります。

政府が2018年12月に公表した「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」では、金融機関に対して①新たな在留資格(注:「特定技能1号」及び「同2号」)を有する者及び技能実習生が円滑に口座を開設できること、②多言語対応の充実や、口座開設にあたっての在留カードによる本人確認等の手続の明確化等、銀行取引における外国人の利便性向上に向けた取組みを要請しており、特に②については、以下のような対策を講じることが求められます。

  • 窓口における多言語対応を整備するため、金融庁や全国銀行協会が作成したチラシやコミュニケーションボードを利用し、円滑な口座開設態勢を構築する

  • 在留カードを利用した取引時確認の実施ルールを明確化する。そのために、在留カードのチェックポイントや想定される質問事項等を明確にしておく

  • 在留資格に応じた手続ルールを明確化する。すべての外国人を一律に扱うのではなく、在留資格や期間等に応じたルールを制定し運用することが望ましい

外国人留学生の口座は悪用されるリスクが高い