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今回は、成長性を分析する指標について説明します。成長性分析とは、売上高や自己資産などが、前年度と比較してどれくらい成長したのかを分析するための指標です。成長の度合いを前期と比較した割合で知ることで、数字の増減を見るだけよりも、成長の勢いや、業績低迷の深刻さを把握できます。

ここでは、売上高増加率/営業利益増加率/自己資本増加率を紹介します。これらはいずれも前期と比較して、売上高や営業利益、自己資本の値がどれくらいの割合で増減したのかを表す指標です。増加率が高ければ成長度合いも高くなり、それぞれの値が減少すれば増加率はマイナスとなります。