近代セールス
(画像=PhotoGallery/stock.adobe.com)

実質GDPの増加に対して、実質GDIは減少。現在の原油・原材料高も要因となり、マイナス15.5兆円と統計史上最大の交易損失を出している。海外資源に頼る日本は実質所得の流出を止められず、景気回復が難しい状況にある。

日本の実質国内総生産(GDP)は、今年4-6月期に3.5%(前期比年率)増加した。実質GDPの増加は、昨年10-12月期以降3四半期連続となった。一方で、実質国内総所得(GDI)は2四半期連続で減少しており、今年4-6月期には0.03%減少している。