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〝お願いセールス〟をしてしまうような悪循環の営業活動に陥らず、目標を達成するための仕事の進め方を解説する。
金融機関の営業店に所属する営業担当者は、営業活動に取り組むにあたり様々な目標を課せられて動く。いわゆる〝ノルマ〟だ。
目標は、共通項目では自行庫決済口座やクレジットカード、個人では投資信託の新規契約やカードローン、法人では新規融資やビジネスマッチングの紹介件数など…。多種多様な項目が掲げられ、担当者は年度ごとに半期や通期で達成しなければならない。
しかし、目標達成を求められながら営業することにストレスを感じ、思うように成果を上げられず悪循環に陥る担当者も多い。達成できずに焦ると、金融機関都合の〝お願いセールス〟に走りがちだ。
本連載はこうした悩みを持つ担当者に向けて、今回から全6回で目標(ノルマ)への対処法を解説する。目標は変えられなくても、心構えや目標数値の管理、計画的な行動により、ある程度は管理できるので参考にしてほしい。

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