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(画像=taka/stock.adobe.com)

Q8. 【アフターフォローに関する質問】
海外ファンドを追加してさらに外貨建ての資産を増やすのはどう?

この設例は、Q6とは逆にすでに外貨建て資産に投資する商品を保有しているお客様が、さらにこれを積み上げたいと考えているケースです。

基本的な考え方はQ6と同じで、資産全体に対するバランス比率に配慮していく必要があります。特に、相当程度マーケットが上昇してからの追加投資は、結果的に高値づかみとなってしまうおそれもあるため、慎重に分散投資をしていくことが欠かせないでしょう。

こうしたことに加えて、特に外国債券に投資するファンドについては、その構成要素にも留意する必要があります。投資対象が、欧米などの先進国国債であれば、為替レートと金利の上下によって、ファンド価格の想定はしやすくなります。

しかし、新興国国債、さらには低格付社債(ハイイールド債券)・特定業種に特化した社債(例としてシェールガス関連など)のように、債券発行体についての信用リスクを勘案すべきものは、価格の予想がより難しくなります。

そして、ファンド価格が下落していくことによって、分配金の水準も大きく下がり、当初想定していたトータルリターン(分配金収入とファンド価格変動を合算した収益水準)に及ばなくなってしまうおそれも大きくなります。実際、こうした投資経験をしているお客様も、少なくないでしょう。

外貨建て資産が株式か債券か確認