日本円,円,低下
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IMFは8月にSDRの比率を変更。日本円は、8.33%から7.59%に引き下げられた。これは世 界における日本円の地位低下を示すが、邦銀は与信の世界では一定の存在感を示している。金融 機関はその与信力をテコに、日本円の世界での存在感を高める取組みを進めるべきだ。

特別引出権(SDR)とは、国際通貨基金(IMF)に加盟する国が持つ通貨の請求権をいう。加盟国に通貨危機が起きたとき、請求をすれば、自国に割り当てられている比率に基づき通貨を融通してもらえる。

SDRに占める通貨の割合(構成比)は、概ね5年ごとに見直される。今年は8月に見直され、日本円の比率は8.33%から7.59%に引き下げられた。ユーロやポンドもそれぞれ引き下げられたが、見直し前に対する引下げ率は日本円が最大である。