5W1H,書く,伝える,文章
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執筆や講演を通し、論理的に伝わる文章の書き方などのノウハウを提供している、伝える力【話す・書く】研究所所長・山口 拓朗氏に文章作成のポイントを聞いた。(聞き手・構成 本誌 大本鉄蔵)

Q1 伝わらない文章はどんな文章ですか?
A 読み手に疑問が残る文章のことです!

伝わらない文章は、読み手が趣旨を誤解したり疑問が残ったりする文章です。多くの場合、原因は言葉足らずにあります。言葉を加えて情報を正しく伝えるための基本的な要素は5W1Hでしょう。

When…いつ
Where…どこで
Who…誰が
What…何を
Why…なぜ
How…どのように

これらが省略されていると、文意が伝わりにくくなってしまいます。

一文の長さにも注意しましょう。日本語は「主語→目的語→述語」の順で書いていくため、読み手が一文の趣旨を理解するためには、句点(。)まで読み終える必要があります。

私は目安として、一文当たり70文字に収めることをお勧めしています。1つの文で1つの趣旨を述べる「一文一義」を意識してみてください。ただし一文一義の短文を重ねすぎるとぶつ切りとなるため、適度に一文二義を混ぜ込んでもよいでしょう(図表)。