年金,相談
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複雑化する公的年金をできるだけわかりやすく「伝える」ための必須知識を、そのための工夫・実際に使えるトーク例などと合わせて解説します。

担当者の悩み
自分の万一のときのために遺族年金の仕組みを知りたいお客様へアドバイスするには

年金は、「遠い将来にもらうもの」というイメージが強いためか、なかなか身近なものとして感じにくいところがあります。ましてや遺族年金は、「万一」のためにあるものですから、イメージがわかないお客様も多いのではないでしょうか。担当者としては、お客様へ説明する前にまず、「遺族年金とは何か」ということについて、大枠を理解しておく必要があります。

遺族年金は、年金の被保険者または被保険者であった人が亡くなったときに、本人が生計を維持していた遺族に支払われる年金です。言い換えれば、一家の稼ぎ手(大黒柱)が亡くなったときに、遺族が受け取ることができる年金といえます。

故人の年金の加入状況によって「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」のいずれか、または両方が支払われることとなります。今回のように「遺族年金について知りたい」というお客様には、まずこの受給要件から案内するとよいでしょう。

故人が加入していた年金により受給条件が変わってくる