期待のNISA 背徳の仕組債
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資産運用を提案する際に、インフレのメカニズムは必須の知識だ。特にインフレ・円安が進んでいる昨今は、必ず押さえておきたい。基本的な仕組みと、それを踏まえてお客様にアプローチする際の進め方を解説していく。

P A R T1
インフレ・円安局面における資産運用の考え方を理解しておこう

本稿では、インフレと円安が進む局面において、資産運用をどのように考えればよいか、基本的な仕組みからひも解いていく。

昨今、インフレの加速は世界的に深刻な問題となっている。そもそもインフレとはインフレーションの略称で、商品やサービスの価格が持続的に上昇することをいう。

インフレには2つのタイプがある。1つは、景気が過熱して財やサービスの需要が増加するとともに物価が上昇していく「デマンドプルインフレ」。もう1つは、原材料費や人件費の上昇など、主に供給面の問題によって物価が上昇する「コストプッシュインフレ」である。

インフレの2つのタイプを知る