近代セールス
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適用時期にも注意し、生前贈与などの対策を見直すアドバイスも必要だ。

高齢化が進んでいる日本では、財産を渡す被相続人・受ける相続人がともに高齢の「老老相続」が増えている。消費意欲の高い若年世代への資産移転は、相続があっても進みづらい。また、贈与税は、相続税回避を防ぐ観点から相続税よりも高い税率が設定されているため、やはり資産移転が進みづらい。

政府は、若年世代への資産の早期移転によって消費拡大を促すため、相続時精算課税制度や、教育資金・結婚・子育て資金の贈与など、各種贈与税の非課税措置を設けている。ただ、これらは高所得者が節税目的で利用するケースが多く、全体の利用件数は少ないのが実情である。

生前贈与加算期間など課題とされた3点