近代セールス
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コロナ後の局面では取引先のパートナーとなる支援姿勢が重要になる

筆者は現在、京都府内の金融機関と商工会などから成る「金融・経営一体型個別支援チーム」を統括し、日々地域の中小企業支援に取り組んでいる。

筆者が中小企業診断士として初めて経営支援に携わったのは40歳の頃だ。当時は自分の知識を教えることに躍起で、経営者から「学校の先生みたいな話で解決できるほど現場は甘くない」と言われた。「中小企業支援=知識を教えること」ではないという事実が衝撃だった。それ以来、筆者は支援先と一緒に汗をかき相手に寄り添うパートナーに徹している。この「パートナー型支援」が、筆者が最も大事にしている支援姿勢である。

2023年春以降、多くの事業者が実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済開始を迎える。これまで以上にパートナー型支援が重要になるはずだ。筆者がそう痛感した事例を紹介したい。

ブレストを契機に一丸となり収益改善へ