
(画像=naka/stock.adobe.com)
怪しい取引がみられるケース
CASE13 入出金のほとんどが他行やコンビニのATM となっている
他行やコンビニATMでの入出金が1日で一定回数を超えると、モニタリングレポートでの抽出対象とされる金融機関は少なくないと思います。
この場合、対象となったお客様への連絡要否なども定まっているため、まずは自行庫のルールを確認しますが、一般論として、当初より想定内であったかどうかがポイントになります。
普段利用する場所を確認
これは勤務先や自宅が自行庫支店とは離れていて、他行やコンビニ利用がほとんどとなることがわかっていたなどの事情があるかによって対応が異なります。こうした事情なくお客様へ連絡を取る場合は、日常的に利用する他行やコンビニなどの場所をヒアリングしてみます。
また、明らかに異なる場所でのATM利用履歴が発生したときには、あらためて確認してみる態勢を取るとよいでしょう。第三者に口座が渡っているケースは極めてまれですが、お客様への確認は大切です。
こんなトークで対応
口座のご利用のほとんどが他行やコンビニのATMのようですが、ご不便をおかけしていることはございませんか。ちなみに、日常的にご利用なさっている場所はどちらでしょうか?