基礎&実践で身に付く!中小企業の決算書分析入門
(画像=sakura/stock.adobe.com)

貸借対照表と損益計算書の関係について、連動性の法則に基づきながら解説していく。

企業の決算書を見るときは、勘定科目の増減だけではなく、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の連動性をイメージし、財務全体を俯瞰する習慣が重要だ。

基礎&実践で身に付く!中小企業の決算書分析入門
(画像=近代セールス)

図表は、簿記の仕訳の観点から見た資産・負債・収益・費用の増減の法則である。企業の営業活動から生じる勘定科目の変動は、「P/L勘定科目の増減とB/S勘定科目の増減の連動性(法則1・2)」と「B/S勘定科目同士の連動性(法則3)」の2つに大別できることが分かるだろう。

本稿ではこの連動性の法則に基づいて、代表的な勘定科目の連動性と、法則から外れた場合に予測できる要因について見ていく。

現預金を介したB/Sの連動にも注意