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ここでは、どのような要因が住宅ローン金利の変動に影響を与えているのかを解説していきます。

住宅ローン金利の決定要因とは何でしょうか。金利は、その貸出・借入期間に注目すると、1年以内の短期金利と1年超の長期金利に大別されます。両者は決して無関係に変動するわけではなく、お互いに影響し合いながら変動しています。それでは、そもそも金利はどうやって決まるのでしょうか。ここでは、短期金利、長期金利に影響を及ぼす諸要因について考えていきましょう。

金利の決定要因の基本

金利の水準は、基本的には資金の需給バランスによって決定されます。借り手の資金需要が旺盛となり、貸し手の資金供給額を上回れば資金需給がタイト化して金利は上昇します。逆に借り手の資金需要が減退して貸し手の資金供給額を下回れば資金需給が緩和して金利は低下します。

資金需給に影響を及ぼす主な要因としては、①景気、②金融政策、③物価、④財政、⑤海外金利・為替レートが挙げられます。当然のことながら、こうした要因は個々に独立しているわけではなく、互いに関連しています。このため、各々の要因と金利の関係を単独に捉えるのではなく、総合的にみていくことが重要です。それでは、金利と各要因の基本的な関係をみていきましょう。

金利と各要因の基本的な関係を押さえる

景気と金利