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③ カントリーリスク 特定の国や地域に資産を集中させない

カントリーリスクとは、「特定の国」や「特定の地域」における政治・経済・社会情勢の変化により、企業や投資家が損失を被るリスクのこと。これは、どこの国でも具現化しうるリスクです。

特定の国、特定の地域に関連するリスクには様々な種類があります。例えば、革命、政権交代による制度・規制や政策の変更などの政治的なものや、その国固有の急激なインフレ、通貨の下落、国債のデフォルトなどの経済的なもの、テロ、紛争、内乱、経済制裁など社会的不安や、地震、台風、洪水など自然災害リスクなどです。

このような、特定の国や特定の地域に関連していて、資産の価格変動に影響を及ぼす事象を総称して、カントリーリスクと呼びます。また、一般的に政治的・経済的に安定していない新興国のほうが、先進国と比べてリスクが高いとされています。

これは、新興国のほうが、前述の事象が起きる確率が高いことと、先進国で同様の事象が起きる予兆があっても、大きなダメージとなる前に手当ができることが多いためです。

ひとたびカントリーリスクが顕在化すると、そのリスクは長く続くことが多いため、投資資産は大きな損失を被ります。

カントリーリスクは定期的に顕在化