融資実務,融資先募集規制,タイミング規制,注意点
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融資実務と、その法的性質や内規の意味合い・背景の関係を把握しておくと…稟議書やセールストークの説得力にも違いが出ます!

第23回のテーマ
融資先募集規制やタイミング規制って何?融資実務での注意点は?

融資の可否判断を行う金融機関においては、条件を付して融資することや謝絶をしなければならないこともあるため、金融機関側には資金の必要に迫られた申込人(融資先)に対して「取引上の優越的な地位」が生じやすい状況があります。

金融機関は元来有する預金や融資、為替といった金融機能を通じて業務を営んでいました。しかしながら、金融機関利用者の資産形成に係る需要や利便性向上により資するべく、平成12年5月、保険業法の改正により金融機関でも保険募集が可能となりました。

銀行法においても金融機関には、健全かつ適切な業務運営により公共性に鑑みて預金者等の保護や金融の円滑化により国民経済の健全な発展に資することが求められています。保険募集が可能となった金融機関は手数料や報酬といった収入源が増えたことになりますが、そのために保険業法等が改正されているのではないことに留意する必要があります。