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まずはココから!保証の種類と役割を押さえよう
ここでは、金融機関で行われる保証契約について、経営者保証も含め解説します。
1. 保証徴求とその目的
1. 法人保証と個人保証
金融機関において融資にかかる保証契約(実務的には保証書を差し入れ)は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
①法人保証:企業等の法人が関連会社・取引先・個人の債務保証を行う
②個人保証:個人が個人の借入や企業の借入に対し保証を行う
③機関保証:信用保証協会などが保証を行う
法人保証は、取引先への融資を行うにあたり親会社に保証を入れてもらうケースなどです。
個人保証は、その多くが、経営者が自ら経営する企業の借入に保証を差し入れる「経営者保証」です。それ以外には、住宅ローンで配偶者が連帯保証人となるというケースもあります。