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【talk6】お子様の進学の手当てはすでにされていますか?
将来進学する子どもがいるお客様にこう声をかけて、「バッチリです」と自信満々に答えることはまれだろう。ほとんどのお客様は、十分な手当てができている自信がなく、何らかの不安を抱えていることが多い。
そこで、「お客様の親」から、お客様が準備すべき教育資金を援助してもらうということも、教育資金手当ての手段の1つであることを提案してみよう。その際、祖父母(お客様の親)が孫(お客様の子)の学費を支払う場合は、それが必要な都度であれば、贈与税はかからないことも忘れずに伝えよう。親(お客様)以外が子どもの学費を支払うと、それは贈与税の対象になると思っているお客様も少なくないからだ。
そして、親からの援助が見込める場合は、その援助額(贈与額)を参考に、お客様自身で準備すべき金額も見えてくる。そこがわかれば、教育資金の積立預金や教育ローンなどを、具体的な金額を話題にしながら提案することができるだろう。