税制改正で変わる!相続・生前贈与のアドバイス
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Q3 相続が発生したけれどどこに相談して手続きをすればよいかわからない…

相続の発生で相続人が行う手続きは多岐にわたる。大きく分けると「行政への届出」「遺産分割」「相続税申告」の3つだ。

行政への届出は、被相続人が住んでいた市区町村や年金事務所に対して行う。最近は多くの市区町村が相続手続きのパンフレットを配布するなど、遺産分割や相続税申告も含めて情報提供している。

遺産分割は、預貯金、有価証券など金融機関での手続きと、不動産の名義変更の登記(相続登記)が必要となる。

相続税申告は、被相続人の財産の総額が基礎控除額以上となる場合に必要となるが、対象となるのはおおむね10人に一人程度である。

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