ビジネスウーマン
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投資信託を提案する際に、お客様へ正しくわかりやすい説明を行うポイントを解説します。

《この質問にどう答える?》
運用商品のアフターフォローってどんなことをしてもらえるの?

お客様は、金融機関の担当者からの情報と資料で投資判断を行います。商品購入後は、市場の動向によってお客様の大切なご資産額が増減しますが、この変動についても、担当者からの情報や資料が、お客様の主たる情報元となります。ですから、お客様にとってアフターフォローでどんな対応が受けられるのかは、気になる点と言えるでしょう。

例えば、家電量販店などで電化製品を購入すると、意図せぬ故障をしたとき、修理したり交換したり、場合によっては使用方法を説明してもらうことができる権利を得ます。ただこれは、運用商品におけるアフターフォローとは異なります。

運用商品のアフターフォローを一言で表現するならば「運用の伴走」です。そもそも運用商品は購入して完了ではなく、購入したときがスタート。そして金融機関の担当者は、お客様の運用開始と同時に、伴走をスタートします。この伴走は濃淡こそありますが、お客様が運用を続けているかぎり続きます。

アフターフォローにおける4つのポイントとは?