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3. 取引先の実態把握を見据えた情報収集はこう行おう
ここでは、直接個別企業に影響を与えたり、個別企業の実態把握につながったりするミクロな視点での情報収集のポイントを解説します。
収集する情報の基本的な考え方は前章と概ね同じで、「個別企業に影響を与える情報か」、そして「個別企業の実態把握につながる情報かどうか」も重要です。ここでいう影響も「業績」に対する影響と「意思決定(企業の行動)」に対する影響を指しています。
図表1は、取引先担当者として収集しておきたい情報をカテゴリ別に分類したものです。その中でも、特に重要度が高い情報については「★」をつけています。

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