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Q 取引先が資金繰り償還を繰り返していました。資金繰りが大変なようですが、どのように対応すればよいですか
A 短期借入金を導入するなど、手元現預金を安定させ利益償還できるような資金繰り改善のサポートが大切です
今回は取引先が資金繰り償還を繰り返している場合の対応を解説する。
そもそも、証書貸付は設備資金・運転資金ともに利益償還するのが本筋である。利益を生まない・投資効果のない設備は投資対象として不適切なため、一般的に利益償還できない設備資金の稟議はまず通らない。ところが運転資金は利益償還できなくても、日々の資金繰りから生じるキャッシュを返済原資とする資金繰り償還という返済方法が容認されているのだ。