企業名

ベルグアース株式会社< 1383 >

本社所在地

〒798-3361 愛媛県宇和島市津島町北灘甲88-1

会社情報HP

http://www.bergearth.co.jp/

設立

2001年1月18日

上場市場

東証JASDAQスタンダード

決算

10月

業種

水産・農林業

同業他社

インフォマート<2492> タイセイ<3359> 明治機械 <6334>

沿革

平成13年
ベルグアース株式会社 設立 (資本金4,500万円)
研究開発棟完成
増資(資本金9,000万円)【10月】
閉鎖型苗生産システムに関する研究を開始
OPENplanetを利用した開放型苗生産システムの遠隔操作に関する研究を開 始
培養苗低コスト安定生産システム実用化技術開発促進事業の認定

平成16年
第11回国際園芸技術展にて生産管理システム発表
石炭灰を用いた新培土の研究開始(創造技術研究開発事業の認定)
新培土「夢仕込み」販売開始
委託先拡大(長野県、福島県、山口県)

平成17年
農薬履歴システム導入
無農薬苗eNature試験販売開始
地域食料産業等再生のための研究開発等支援事業の認定
委託先拡大(山口県、愛媛県)
増資(資本金1億2,750万円)【9月】
増資(資本金2億3,320万円)【12月】

平成18年
閉鎖型苗生産システム導入(14基)
第12回国際園芸技術展にてe苗シリーズ発表
無農薬接ぎ木苗eNature販売開始
無農薬実生苗ePower販売開始
認定農業者制度による農業経営改善計画の認定(愛媛県宇和島市)
特定法人貸付事業の協定締結(愛媛県宇和島市:本社農場)

平成19年
長野農場開設(全農長野より譲渡)
委託先拡大(北海道)
閉鎖型苗生産システム7基増設(計21基)
認定農業者制度による農業経営改善計画の認定(長野県東御市)
特定法人貸付事業の協定締結(長野県東御市:長野農場)
全農栃木と育苗技術提携(閉鎖型苗生産システムの技術協定を締結)
認定農業者制度による農業経営改善計画の認定(岩手県花巻市)

平成20年
いわて花巻農場開設(とうわアグリトピアより譲渡)
長野農場増設
農業・園芸生産技術展(IAHE)へ出展
農商工連携88選 認定

平成21年
いわて花巻農場、一次育苗及び接ぎ木開始による生産一貫農場化
ミニミニ菜園おうちの畑シリーズ販売開始
委託先拡大(北海道、愛知県、宮崎県)

平成22年
委託先拡大(岩手県、広島県、大分県)
IFEXへ出展
楽天市場へ出店

平成23年
委託先拡大(千葉県)
増資(資本金3億1,820万円)【11月】
大阪証券取引所JASDAQ市場へ上場【11月29日】
増資(資本金3億3,149万4,000円)【12月】

平成24年
委託先拡大(富山県)
茨城農場開設

平成25年
松山農場開設、(株)九重おひさまファーム設立((株)山口園芸 共同出資 )

平成26年
茨城農場増設、本社農場一部新設

事業内容

野菜苗の生産・販売、農作物の仕入販売、農業資材等の仕入販売、コンビニエ ンスストア(サークルK 1店舗)の運営

事業リスク

①委託生産について

接ぎ木工程までの一次育苗を主に本社農場といわて花巻農場で集約生産し、 接ぎ木後の二次育苗を長野農場、いわて花巻農場、茨城農場及び松山農場のベ ルグアースの農場の他、全国各地の委託農場で生産する方式を採用しています 。これは、設備投資の軽減、製品輸送コストの削減、天候変動のリスク分散等 を目的としたものであり、委託比率は本数ベースで56.7%、金額ベースで 56.8%となっています。
委託生産につきましては、栽培技術指導者が徹底した指導や定期的な訪問調 査を行い、ベルグアースの農場と同品質の野菜苗を生産できる体制を構築して いますが、何らかの事情により委託農場の品質低下や生産不能といった事態が 生じた場合には、業績に影響を与える可能性があります。

②天候不順、異常気象について

主たる事業は、野菜苗の受注生産です。生産の大部分はビニールハウス内で 栽培していますので、気温及び日照等、天候の影響を受けることになります。 また、天候不順が続くと苗の品質に影響し、製品価値の低下に繋がります。そ のため、品質の安定化を目指し、天候に合わせた栽培方法・技術・ノウハウの 蓄積、研究開発及び委託展開による生産地の分散等の施策を行ってきました。 しかし、天候不順の影響は完全に回避できるものではなく、猛暑、日照不足、 台風といった天候不順及び異常気象の発生により、十分な品質や生産量が確保 されない場合、業績に影響を与える可能性があります。
また、上述の通り生産地の分散を進めていますが、一次育苗については現時 点において、その大部分を本社農場で行っています。その結果、上述の天候不 順及び異常気象の影響を受ける場合には、業績に影響を与える可能性がありま す。

③自然災害による影響について

平成23年3月11日に発生しました東日本大震災に伴い、ベルグアースのいわ て花巻農場において停電、燃料不足、物流機能の停滞等が発生しましたが重要 な被害はありませんでした。また、一部の委託先においては福島の原子力発電 所における事故の影響を受け生産停止となりました。今回は、他の委託先やベ ルグアースの農場の生産調整により大きな影響はありませんでしたが、今後、 想定を上回る自然災害が発生した場合、本社機能の停止、生産農場の停止、受 注の減少等により、業績や財政状態に影響を与える可能性があります。

④種子、原油価格の変動について

原材料である種子は、一般的に品種改良されるたびに新品種として発表され 、基本的には付加価値が高くなるにつれて仕入価格も上昇していきます。また 、現在は海外での採種が主流であるため現地の経済状況及び採種環境等の影響 により突然値上がりする場合があります。また、原油価格の上昇は重油・灯油 の値上がりによる冬期の育苗コストの上昇に加え、あらゆる育苗資材の仕入価 格上昇に繋がることとなります。
ベルグアースは、過去に発生したこのような原材料価格高騰時においては、 仕入先の変更や製品販売価格の調整を行ってきましたが、今後、消費者の低価 格志向が進むことにより価格調整での対応ができない場合は、業績に影響を与 える可能性があります。

⑤病害虫について

一部、完全閉鎖型苗生産施設を利用していますが、大部分は屋外でのハウス 栽培を行っています。そのため、病気や害虫の発生を完全に防ぐことは極めて 難しい状況にあります。ベルグアースでは病害虫の発生を防ぐため、圃場内の 清掃、予防農薬の散布、病害虫の早期発見に努めていますが、生産者に納品し た後に病害虫が発生する可能性があります。 この場合、発生時期と病害虫の種類によってはベルグアースの責任において生 産者に対する何らかの補償を行う可能性や風評により受注が減少する可能性が あり、業績に影響を与える可能性があります。

主力サービス

①野菜苗生産販売事業

野菜のうち主に果菜類の接ぎ木苗の生産、販売を行う主力事業です。
野菜苗の中でも、接ぎ木しない実生苗に比べて接ぎ木苗の生産には高いレベ ルの技術を要し、また、多額の設備費用がかかることから、異業種による新規 参入が困難とされています。この野菜接ぎ木苗生産に特化していることから 、1年を通しての納品が可能であり、全国各地の野菜産地及びホームセンター などの量販店へと販売網を拡大しています。

②流通事業

農業資材等の仕入販売、コンビニエンスストア(サークルK 1店舗)の運営 をはじめ、以下の展開を行っています。
(イ)農産物の販売、産地開発
・愛媛の小売店を始め、首都圏、関西の小売、加工、給食業者に向けて農産 物の供給など、産地の生産者と消費者をつなぎます。また、小売店での販売促 進や陳列方法、イベントや販促物の提案も行います。
・産地情報や消費地情報の媒介、物流構築、価格折衝などレジデンシャルバ イヤーの役目を担い、農産物の安定供給と振り幅の少ない価格の実現を目指し ています。
(ロ)生産・販売支援
・苗生産で培った品種、作型の情報や販売先からの消費者ニーズを産地にフ ィードバックし、生産者の収益性が向上する農産物生産を支援します。
・契約生産により、販売先確保と出荷方法の確定などを行い、生産者が安心 して生産に打ち込めるように支援をします。
・企業の農業参入に際し、栽培品目や販売先確保などを支援します。
・小規模生産者の出荷・販売先の確保が困難な方の出荷・販売方法の支援を します。