企業名

第一稀元素化学工業 < 4082 >

本社所在地

〒559-0025 大阪市住之江区平林南1-6-38

会社情報HP

http://www.dkkk.co.jp/

設立

1956年5月21日

上場市場

東証2部

決算

3月

業種

化学工業

同業他社

菊水化学工業<7953>京セラ<6971>

沿革

昭和31年、第一稀元素化学工業株式会社を設立。大阪市西淀川区御幣島に工場 を開設し、ジルコニウム防水材の販売を開始した。
平成14年、ニューテックス 株式会社を吸収合併。
平成18年、福井工場を新設し、ファインセラミックス用 ジルコニアの生産を開始。
平成24年、ベトナム社会主義共和国に「Vietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company」(非連結子会社)を設立し、 翌年、中華人民共和国上海市に穂華(上海)貿易有限公司(非連結子会社)を 設立。

事業内容

酸化ジルコニウムを中心としたジルコニウム化合物を製造・販売しております 。ジルコニウム化合物の精製には乾式(電融法など)と湿式の2方法があり、 両製法の設備を有し、目的に応じて製造方法を選択できる。また、湿式製法に て鉱石から最終製品までの一貫生産システムを有するメーカーである。
高純度酸化ジルコニウム及びジルコニウム化合物を湿式製法にて製造し、関連 会社から電融法により精製した酸化ジルコニウムを購入することで、顧客から の多種多様な要望に対応できる販売体制をとっている。また、その生産技術・ 複合化技術を生かして、希土類化合物やセシウム化合物等その他元素の化合物 についても製造・販売している。

事業リスク

①特定業界への依存について

自動車排ガス浄化触媒・酸素センサー・ブレーキ材・セシウムフラックスなど の広義の自動車関連業界向け製品は、当社売上高の概ね8割を占めている。し たがって、業界の生産動向によっては、業績が影響を受ける可能性がある。ま た、自動車関連業界は、一般的に仕入先へのコスト削減要求が厳しく、技術革 新の早い業界と言われている。また、競合メーカーとの価格競争に晒されてお り、今後の販売価格の下落をコスト削減努力でカバーしきれず、業績に影響を 受ける可能性がある。更に、今後の他社との技術開発競争の動向次第では、技 術が陳腐化し、業績に影響を与える可能性がある。

②原料の仕入(輸入)について

主要製品に使用される原材料(ジルコニウム・セシウム・レアアース)は、そ の全てを海外からの輸入に依存している。そのため、国際商品市況の変化によ り仕入価格は変動する。仕入価格が大きく変動した場合、たな卸資産の収益性 低下による簿価切下げによって損失が発生するなど、業績は影響を受ける可能 性がある。これら使用原材料のうちレアアースについては、一昨年夏までは高 騰し、その後一転して大きく下落した。今後もしばらくは大部分が中国での生 産に依存することにより、中国の政治・経済情勢等の変化、更には中国以外の レアアース鉱山の開発動向によっても、価格が大きく変動する可能性がある。 また、ジルコニウムについてもほとんどが中国からの輸入に依存しており、中 国での経済情勢、政治情勢等によって、業績に影響を及ぼす可能性がある。

③有利子負債の依存度について

産出国の動向等により原材料の調達に懸念があることから、戦略的に相当量の 備蓄を行なった。その購入資金は、主に金融機関からの借入により調達してい る。総資産に占める有利子負債の割合は当事業年度末で41.6%(有利子負債 10,912百万円/総資産額26,257百万円)となっており、今後金利が上昇した場 合には、業績に影響を及ぼす可能性がある。

④在庫リスクについて

製品は、顧客仕様による受注販売が中心ではあるが、短納期であることから顧 客からの正式受注によらず、顧客から提示されるフォアキャスト(消費見込み )並びに市場動向を勘案した判断に基づく見込み受注による生産を行う場合が ある。顧客からの正式受注時において内示情報等との間に差異が生じる場合が あり、数量及び仕様の差異によっては余剰在庫、滞留在庫として残り、その結 果、評価損、廃棄損等が発生し、業績に影響を及ぼす可能性がある。

⑤為替の変動による影響について

輸出ドル建ての受取額で輸入ドル建てを支払い、為替によるリスクの低減をは かっているが、状況によっては、一時的に収益に大きな変動を来すことがあり 、また長期的には、為替変動に伴う仕入コストや販売価格の変動が業績に影響 を与える可能性がある。

主力サービス

①酸化ジルコニウム

EP 酸化ジルコニウム、SPZ 酸化ジルコニウム、DK-3CH 酸化ジルコニウムなど

②電融安定化酸化ジルコニウム

FSD 酸化ジルコニウム、FSY 酸化ジルコニウム

③複合酸化物

HSY-2.6、H SY-3.0、HSY-3.0Bなど

④ジルコニウム化合物

R水酸化ジルコニウム、NN水酸化ジルコニウム、酸塩化ジルコニウムなど

⑤セシウム化合物及びセシウムフラックス・ワイヤーリング

水酸化セシウム、硫酸セシウム、炭酸セシウムなど