企業名

メディキット株式会社< 7749 >

本社所在地

〒113-0034 東京都文京区湯島1-13-2

会社情報HP

http://www.medikit.co.jp/

設立

1973年6月

上場市場

東証JQ

決算

12月

業種

精密機器

同業他社

大研医器<7775>

沿革

1973年、宮崎県東臼杵郡東郷町に人工透析用留置針の製造を目的としてメディキ ット㈱(現東郷メディキット㈱)を設立。

1976年、国内初のフッ素樹脂を用いた一体血管留置針を開発。

1981年、規模拡張に伴い、宮崎県東臼杵郡南郷村に第二工場を建設。

1984年、製造と販売を分離。メディキット㈱を販売会社として東京都千代田区に 設立する。なお、メディキット㈱は東郷メディキット㈱へ社名変更し、製造会社 とする。

1986年、東郷メディキット㈱にて、シースイントロデューサー及び血管造影用カ テーテルを開発。

2007年、止血弁付安全留置針スーパーキャスZ5を発売。

2008年、東郷メディキット㈱にて、宮崎県日向市に日向第二工場落成。

2011年、Medikit Vietnam Co.,Ltd.にて、ベトナム・ハイフォン市に新工場落成。

事業内容

医療機器の開発・製造・販売を業務としている。

事業リスク

1 医療機器の製造・販売について
医療を取り巻く環境は、急速な少子高齢化や医療技術の進歩等といった大きな変 化をしており、厚生労働省によって行われている医療制度改革は、こうした環境 の変化に対応するための医療制度構築を目指している。このような医療制度改革 の一環として、2000年以降、厚生労働省が定める特定保険医療材料の償還価 格の改定が段階的に実施されている。この改定によって、保険償還価格は全体と して低下傾向にあり、これに連動する医療機器販売業者が医療機関に対して販売 する商品価格も低下傾向にある。
販売価格の低下に対応すべく原価の低減や販売 効率の改善を進めているが、十分に効果が現れない場合、業績に影響を及ぼす可 能性がある。

2 法的規制について
医療機器の開発、製造及び販売に際し、国内では薬事法により規制を受ける。 薬事法は、医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質、有効性及び安全性 の確保のために必要な規制を行うとともに、医療上特にその必要性が高い医薬品 及び医療機器の研究開発促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生 の向上を図ることを目的とし、制定されている。 製造業者はこの法律に基づき、有用で品質の保たれた安全な医療機器を市場に提 供しなければならない。
そのために法令では、製品の有効性及び安全性を確保し 、品質を一定に保つための製造管理及び品質保証のシステムとして QMS(Quality Management System)体制を整備し 、設計から出荷に至るまでの管理を行うよう求めている。子会社である東郷メデ ィキット㈱は、これに係る許認可として医療機器製造業の許可を受けており 、2005年に設立したMedikit Vietnam Co.,Ltd.で は、医療機器外国製造業者の認定を受けている。 また、高度管理医療機器等の製造販売に必要な製造販売業者の許可を受けており 、品質保証及び安全管理体制の一層の強化と充実を図っている。販売会社のメデ ィキット㈱においては、クラスの高い医療機器を取り扱うことが出来る高度管理 医療機器等販売業の許可を受けている。
尚、当該法規制等が変更、強化された場合、許認可が認められなかった場合、ま たは取消しを受けた場合には、業績が影響を受ける可能性がある。

3 品質管理体制について
高度な技術を要する医療機器を取り扱う事から、社内において徹底した品質管理 体制を確立している。しかし、製品の製造や輸送段階等における不良品の発生や 医療現場での適切でない取扱いが行われる可能性は、完全に否定する事ができな い。
医療事故等が発生した場合には、製造物責任により、係争事件等に発展する 可能性がある。また、薬事法等により、関連する製品の回収責任が生じる可能性 がある。このような場合、業績が影響を受ける可能性がある。

主力サービス

1 人工透析類
人工透析類では人工透析用留置針を中心とした人工透析関連製品の製造・販売を 行っている。人工透析用留置針は、慢性腎不全の血液透析時に使用する針で、血 液を取り出す針と透析器で浄化された血液を体内へ戻す針の2本を1回の透析で 使用する。人工透析は年間150回程度行うため、穿刺時における苦痛が少なく、血 管を傷めない針が必要とされており、主にフッ素系素材を用いた製品の販売を行 っている。主要製品名は、「ハッピーキャス」。

2 静脈留置針(麻酔)類
静脈留置針(麻酔)類では輸血・輸液等に使用する針の製造、販売を行っている 。静脈留置針の主な用途としては、栄養補給等の目的で輸液を末梢静脈経由で投 与する際に使用している。近年、医療スタッフが安心して使えるよう、誤刺防止 機能付き留置針を独自の工夫を凝らした製品を市場に投入している。市場のニー ズを反映させた製品を開発し販売している。主要製品名は、「スーパーキャス 」。

3 アンギオ類
カテーテルシステムを用いた検査(造影)及び治療の総称をアンギオと呼んでお り、血管造影、 血管内治療に用いるシースイントロデューサー、カテーテル等 の製造・販売を行っている。血管造影及び治療は、血管を通して病変部の検査及 び治療を施行するものである。対象部位は、主に頭、腹部、心臓である。その手 技としては、腕、もしくは、大腿部血管へシースイントロデューサーを挿入し、 目的血管に適合するカテーテルを病変部分まで到達させる。次に、そのカテーテ ルを通して造影剤を流し込み、X線撮影を行う。その造影結果から、疾患の有無 、度合いを診断し、がん、狭心症 等の必要とされる治療を行うものである。