企業名

フルヤ金属< 7826 >

本社所在地

〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-37-5 MSB-21南大塚ビル

会社情報HP

http://www.furuyametals.co.jp/index.html

設立

1968年8月

上場市場

東証JQ

決算

3月

業種

その他製品

同業他社

松田産業<7456>

沿革

1951年、東京都三鷹市に古屋商店を創立し、貴金属地金販売及び貴金属装飾品の 製作、販売を開始。

1968年、資本金5百万円で株式会社を設立、商号を株式会社フルヤ金属に変更。 1975年、工業用貴金属の分野に参入。

1977年、本社、工場を東京都豊島区高田一丁目31番2号に移転。

1981年、イリジウムルツボ国内初の製造に成功。

2011年、田中貴金属工業株式会社と資本業務提携契約を締結。 土浦工場に新棟を増設。 株式会社韓国フルヤメタルを設立。

2013、株式会社米国フルヤメタルを設立。 土浦工場に乾式精製装置棟を新設。

事業内容

工業用貴金属製品の製造及び販売を主たる業務としている。 コアとなるプラチナグループメタル(略称=PGM:プラチナ・イリジウム・パ ラジウム・ロジウム・ルテニウム)を中心とする貴金属は、耐熱性、化学的安定 性、良導電性、触媒活性等の優れた特性から、エレクトロニクス・光学ガラス・ クリーンエネルギー・環境・医療等各分野の発展を支える重要な使命を受けた素 材といえる。
貴金属の中でも特に優れた性質を有するプラチナグループメタルに 特化し、ルツボ(耐熱性容器)、薄膜素材、熱電対(測温計)等の工業用貴金属 製品を製造販売している。

事業リスク

1 業績の変動要因について
業績は、携帯電話、液晶ディスプレイ、電子部品及び電子デバイス関連等の電子 機器メーカーや半導体、光学ガラス及び触媒関連業界における設備投資動向及び 生産活動の影響を受ける傾向がある。従って、今後これらの業界動向が悪化した 場合には、業績及び財務状態に悪影響を及ぼす可能性がある。

2 貴金属の変動価格について
製品の原材料である貴金属は、国際商品市場で活発に取引されており、その価格 は、供給国及び需要国の政治経済動向、為替相場等、世界のさまざまな要因によ り激しく変動している。
個別受注生産の形態をとっており、製品の販売価格は原材料の時価に連動する契 約とし、仕入価格の変動を販売価格に反映させているが、全ての受注に対し個別 に仕入を行うことは実際には不可能であり、受注・仕入間にタイムラグがある場 合には、仕入価格は貴金属相場の価格変動リスクに晒されること、また、期末日 のたな卸資産としての貴金属在庫の評価額も貴金属相場の価格変動リスクに晒さ れることから、貴金属相場が業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性がある。

3 為替変動の影響について
工業用精密加工製品及び薄膜製造用精密加工製品においては、全額ないし原材料 相当額に関して、米ドル建てで販売する取引が存在しているため、業績は為替変 動の影響を受けている。
為替予約を行うことで為替変動リスクを回避する方法を 採っているが、米ドル安傾向が継続した場合、中長期的には邦貨転換に伴う利益 率の低下により業績に影響を及ぼす可能性がある。
また、米ドル安に対応して米 ドル建て価 格の値上げを行う必要が生じた場合は、需要減少により当社の業績及び財務状態 に影響を及ぼす可能性がある。 一方、原材料の仕入に関しては、貴金属相場の主流が米ドル建てであり、為替を 乗じて邦貨単価を算出することから、円安状態が長期継続した場合には、仕入金 額が高値を継続することとなり、業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性がある 。

4 「主要株主」及び「その他の関係会社」の異動等によるリスク
三菱商事株式会社は、当事業年度末日現在の総議決権数の20.29%を占めて おり、同社は「主要株主」及び「その他の関係会社」に該当している。 また、田中貴金属工業株式会社は、当事業年度末日現在の総議決権数の 19.78%を占めており、田中貴金属工業株式会社が指名した非常勤取締役1 名が選任され、実質的な影響力を持っていることから、同社は「主要株主」及び 「その他の関係会社」に該当している。
その結果、田中貴金属工業株式会社又は三菱商事株式会社の経営方針についての それぞれの考え方、議決権行使等が、事業運営及びコーポレート・ガバナンスに 影響を与える可能性があり、上記2社それぞれの経営方針についての考え方又は 株式保有方針について変更があった場合、株価、財政状態、経営成績及びキャッ シュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性がある。

主力サービス

1 電子
酸化物単結晶の育成に用いられるルツボや、半導体ステッパー、ディスプレイ、 デジタルカメラ、各種レンズ等の光学硝子溶解・成形に用いられる工業用貴金属 製品を製造販売している。
酸化物単結晶は一定の光や電波を通し易い等の特性を持った人工宝石で、LED基 板、携帯電話のノイズキャンセラー、光ファイバ増幅器内で使用される光アイソ レーター(通信機器内の異常な反射電波を阻止する電子部品)、癌診断に用いら れるポジトロン放射断層撮像法(PET)装置のシンチレーターの製造用等に使用 されている。

2 薄膜
超LSI・強誘電体をはじめとする電子部品や、携帯電話の電子部品、スマート フォンのタッチパネル配線、HD・CD・DVD等磁気記録媒体、各種ディスプ レイの薄膜形成に使用される貴金属スパッタリングターゲット(高純度ないし合 金の貴金属板材)、蒸着材料等の製造販売を行っている。また、つくば研究開発 センターの最新鋭スパッタリング装置を使用し、他社の薄膜製造プロセスの受託 を行っている。

3 センサー
シリコン半導体製造、化合物半導体製造、ファインセラミックス製造等、高温工 程における継続的な温度の測定・制御に使用される熱電対を製造販売している。

4 その他
各種触媒製造用の貴金属化合物の製造販売、工業用貴金属のリサイクル・精製受 託に加えて、化合物半導体製造用PBN製品(信越化学工業㈱製の超高純度窒化 硼素セラミックス製品)・ファインセラミックス製品・高温ヒーター等の工業用 機器・精密機械を販売している。