アナ雪や妖怪ウォッチ効果は2015年も継続?…注目のお年玉銘柄6選

12月22日住信SBIネット銀行が、口座保有の顧客対象に行ったお年玉に関する意識調査結果を発表した。

調査結果によれば、「お年玉の平均支出総額は28,386円、お年玉をあげる対象は5人以上が30%超(昨年は26.9%)となり、昨年の調査結果と比較していずれも過去最高の結果となった」とのことだ。また「金額増の理由が、収入の増加ではなく、「去年あげられなかった」といった他の要因であることや、小学校高学年への支出額が増額していることも踏まえると、消費意欲が旺盛な団塊世代を含む50代以上の層を中心に、昨今の景気回復への期待感が膨らみつつあるのかもしれない」とまとめている。

そして、厚生労働省がまとめた10月の毎月勤労統計(確報値)によると、現金給与総額の平均は26万7212円と、前年同月比0.2%増と8カ月連続で増加した。ベースアップが広がっていることで、基本給にあたる所定内給与も同0.1%増の24万1834円と5カ月連続で増加しており、このことから来年の正月のお年玉は期待が持てる状況といえる。

これまでのお年玉の使い道に関する調査では、もらったお年玉の8割が貯金に回されるという結果が出ていたが、ここでは、お年玉の平均支出総額が過去最高であることを踏まえ、期待できるお年玉銘柄、特に子どもに人気の商品を取り扱うメーカーと小売業について注目する。


1. タカラトミー <7867>

今年、世界的な大ヒットを飛ばし、日本歴代3位となる興行収入254億円を記録したディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」の続編となる短編「フローズン・フィーバー(原題)」が、ディズニー初の実写化となる映画「シンデレラ」と同時上映されることが決まった。日本公開は2015年4月25日で、アナ雪グッズを販売する同社の株価も期待が寄せられる。


2. 任天堂 <7974>

ブルームバーグ・インテリジェンスのデータによると、少なくとも8人のアナリストが、任天堂の投資判断か今期(2015年3月期)の営業利益予想を10月末以降に引き上げた。人気ソフトによるWii Uの販売改善に加え、今年新たに投入したゲーム連動型キャラクターフィギュア『amiibo(アミーボ)』の好調な売上、そして海外売上高の割合の大きい同社は円安による相乗効果を見込んでいる。アミーボは、近距離無線通信(NFC)機能内蔵フィギュアの名称で、対応ソフトを使えばゲーム内でフィギュアと連動して遊ぶことができ、アミーボのキャラクターフィギュアを集めたいファンの心に火をつけている。


3. 三越伊勢丹ホールディングス <3099>

三越伊勢丹ホールディングスは12月11日、高速道路の商業施設へテナント『エムアイプラザ』を出店、5年後には180店を目標に掲げ、「これまでのサテライト型小型店とは異なるビジネスモデルとして、デイリー性が高い雑貨と「食品」を中心とした編集により、日常の中の「ちょっとしたギフト」などの百貨店として期待される品揃えやサービスを提供している」と発表した。もともと幅広い顧客層に強みを持つ同社。株価にも好影響をもたらすことに期待がかかる。