企業名

株式会社エーワン精密 < 6156 >

本社所在地

〒183-0033 東京都府中市分梅町2-20-5

会社情報HP

http://www.a-one-seimitsu.co.jp

設立

1990年7月

上場市場

JASDAQ

決算

6月

業種

機械

同業他社

旭精機工業<6111>小島鐵工所<6112>

沿革

1970年9月
有限会社エーワン精密を設立、スイス型自動旋盤用カムの設計、製作、販売を開始

1980年
有限会社エーワン精密を株式会社に改組

1990年
社名を株式会社エーワン商事に変更するとともに、株式会社エーワン精密を設立し、営業譲渡する

2003年
当社株式を日本証券業協会へ店頭登録

2004年
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

事業内容

各種コレットチャック・ガイドブッシュ、各種切削工具再研磨・特殊工具製作、各種専用機及び自動旋盤用カム

治工具メーカーで、事業内容は、小型自動旋盤等で用いられるコレットチャック等を製造、販売するコレットチャック部門、小型自動旋盤用カムの設計、製造、 販売を行う自動旋盤用カム部門、各種切削工具の再研磨加工受託及び特殊切削工具の製造、販売を行う切削工具部門の三つの事業を展開する。また、半製品を用意することにより短納期を実現。

事業リスク

① 事業の特徴について

当社は、不特定多数の顧客に対して基本的な機械加工で使用される消耗工具の製造・販売および研磨を行っている。事業の対象が機械加工で使用される消耗 工具であるため、顧客企業の機械稼働率の多寡により当社の受注も変動する。将来の業績も景気の状態や機械業界の動向などによっては同様な影響を受ける可能性がある。当社の事業の方針は、①多品種少量生産向きで ②確実に需要が見込まれ ③既存のメーカーが顧客ニーズに充分対応できていない機械工具に対象を絞り、入念な参入準備のもと「高品質、短納期」を実現し、顧客からの信頼、リピートオーダーの獲得を重視し、5年程度で業界での高シェアの確保を目指すというものである。当社の扱う機械工具は消耗品であるため、リピートオーダーによる継続的な受注が可能となり、受注に関してコレットチャック部門、自動旋盤用 カム部門は、完全な受注生産となっており積極的な受注活動は行ってない。営業部門は、顧客からの注文を電話・FAXで受け付け、受注内容を製造部門へ伝達することを主要業務としており、そのため当社の業績は、機械業界の受注動向をあらわす実質機械受注(内閣府発表:電力・船舶を除く)にほぼ連動している。

② コレットチャック部門について

当社の主力製品のスプリングコレットチャックは、小型自動旋盤による金属旋削・切削加工の大半の局面で使用される消耗工具であり、通常の景気循環の中では比較的安定した受注が見込る。顧客層が広範な業種に亘り顧客数が多いため、一定の受注量は確保していたが、ここ数年の景気変動局面ではその影響を大きく受けた。今後も景気が大きく変動する場合、その影響を受ける可能性がある。また、当社の関連するスプリングコレットチャックの市場は大きく拡大するものではなく、当部門の売上高も一定の範囲内で推移する可能性がある。このところ受注増加傾向にあるNC旋盤・一般産業用機械で使用される特殊コレットチャックについても、旋削加工において材料の保持方法が変わる場合や特殊コレットチャックの知名度が充分に高まらない場合は、当社の業績に影響を与える可能性がある。また将来、技術革新等により旋削加工工程が必要でなくなった場合、当社の業績に影響を与える可能性がある。

③ 切削工具部門について

当社は切削工具部門において工業用刃物の再研磨及び特殊切削工具製造を行っている。工業用刃物の再研磨は、金属加工の高度化、複雑化に伴い超硬工具の普及が加速し、自社研磨から外部の専業へ外注するケースが増加している。この流れを捉え当社は平成11年8月に事業展開を開始。事業開始から10年以上経過し顧客数も5,000社を超え一定の基盤ができているが、加工方法の変化で切削工具が使われなくなったり、再研磨需要が減少した場合、また大手企業が切削工具の再研磨を内製化した場合は当部門の売上が減少する可能性がある。また、3期前から本格的に開始した特殊切削工具の製造は、従来から対応可能なものは扱っていたが、特殊切削工具製造に適した高精度研削盤を導入し、徐々に受注へと繋がってきている。ただし顧客に当社の特殊切削工具が浸透しない場合は売上が増加しない可能性がある。

④ 自動旋盤用カム部門について

自動旋盤用カム部門は自動旋盤のNC化、円高による製造メーカーの海外進出に伴う量産品の国内市場の減少、多品種少量生産に対応不可能等の要因により、 年々減少傾向にある。今後については、すでに小型自動旋盤メーカーが機械の製造を中止していること、カム式自動旋盤を使える作業員が高齢化しているこ と、多品種少量生産が時代の趨勢であること等を考えると、今後ともこの減少傾向は緩やかに継続していくものと思われる。

主力サービス

① コレットチャック部門

小型自動旋盤等で用いられるコレットチャック等を製造、販売

② 切削工具再研磨部門

各種切削工具の再研磨加工受託及び特殊切削工具の製造、販売

③ カム部門

小型自動旋盤用カムの設計、製造、販売