企業名

大泉製作所< 6618 >

本社所在地

〒350-1387 埼玉県狭山市新狭山1丁目11番4号

会社情報HP

http://www.ohizumi-mfg.jp/

設立

1944年3月

上場市場

東証マザーズ

決算

3月

業種

製造業

同業他社

沿革

1944年3月
航空機の電気接点の製造販売を目的として東京都板橋区に株式会社大泉航空機器製作所を設立

1945年10月
「株式会社大泉製作所」に商号変更、東京都練馬区に本店移転

1955年1月
NTC (負温度係数)サーミスタの製造開始

1982年1月
北陸電気工業株式会社が資本参加、販売提携契約を締結

1987年4月
PTC (正温度係数)サーミスタの製造開始

2003年8月
埼玉県狭山市に本店移転

2010年7月
中国上海市に「東莞大泉傳感器有限公司上海分公司」を開設

2010年9月
タイ国バンコク市に子会社「OHIZUMI MFG(THAILAND)CO.,LTD.」を設立

2012年6月
東京証券取引所マザーズ市場に上場

事業内容

主な事業として、熱・温度変化によって電気抵抗値が変化する半導体セラミックスのサーミスタを利用した各種電子部品の製造・販売、並びにそれらを使用して、顧客である自動車部品メーカーや空調・家電メーカー等が最終製品に取付けて温度測定や制御に利用出来る温度センサを製造・販売しております。

同社の事業環境におきましては、自動車部品事業部門では、同社の主要顧客である日系の自動車および自動車部品メーカー各社は、夏場にかけては震災後の生産の遅れを取り戻すために、前年同期と比較して大幅な増産を行いましたが、エコカー補助金の終了および中国での反日不買運動の激化に伴い一転して大幅な減産に向かいました。そのため、国内メーカー向けの売上は大幅な回復基調には至らず、全体として売上は低水準で推移しました。エアコン冷蔵庫事業部門では、世界最大のエアコン生産国である中国において、前半の景気停滞基調から、後半は穏やかに回復し、中国系企業は安定した生産を続けましたが、日系企業は中国国内での販売不振の影響による生産調整を行ったため、総じて本格的な回復基調には至らず売上は低水準で推移しました。

事業リスク

(1)経済状況等について

同社グループの主要製品であるサーミスタは、自動車用各種温度センサの他にエアコン、冷蔵庫、調理器等の家電製品、給湯暖房機器等の住家電製品、OA機器、産業機器、医療機器等の分野で広範囲に利用されている製品であります。したがって、これら製品分野のグローバルな需給動向に直接的な影響を受けます。 特に、連結売上高の過半を自動車関連市場向けに販売しているため、自動車関連製品の需要動向に大きく影響を受けます。そのために、同社グループ製品の主要な市場である日本、アジア、欧米における景気後退や自動車関連製品市場の急激な変化、自動車メーカーの現地生産化に伴う関連製品の現地調達化等により同社グループ製品の需要が大幅に落ち込んだ場合には、同社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 また、同社のエアコン向け製品の需要は、最終製品の仕向地の住宅着工件数及び商業ビルの新設動向等景気の影響を受ける他、冷夏及び天候不順等の気象状況の影響を受けるため、当該事項の変動の大きさによっては、同社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

(2)為替レートの変動について

同社グループの事業では、海外における生産及び販売が含まれており、また、外貨建ての債権及び債務を保有しております。各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算されておりますが、これらの項目は現地通貨における金額が変わらなかったとしても、換算時の為替レートにより、円換算後の金額が影響を受ける可能性があります。

主力サービス

(1)二拠点体制の確立

世界の経済成長は新興国を中心に拡大するなか、当社の海外生産は中国工場に依存しており、チャイナリスクを回避するためチャイナプラスワンとしてタイ工場を建設中です。これにより、海外生産の二拠点体制を確立するとともに、タイ工場を基点としたアセアン諸国への販路を拡大していきます。また、国内、海外を問わず工程の自動化を促進することにより生産性を向上させていきます。

(2)拠点間の積極的交流

短期的には売上の大幅な増加が期待できない環境下で、当社としては、生産拠点の強化及び継続的な生産性の向上に加え、拠点間での部門・部署の統合、人材の流動化などを行い、グループ全体として間接部門の効率化を図ることにより、無駄を絞って企業体質を強靭なものにするべく取り組みます。

(3)製品の開発

自動車分野、空調・冷蔵庫分野の需要はグローバル化が加速しており、特に新興国において飛躍的に需要が拡大していくことが予測されます。それに伴い、当社製品の市場も新興国を中心としてさらに拡大していくことから、引き続きシェアを維持・拡大するべくグローバルマーケティング活動に積極的に取り組みます。特に同社の製品分野は特定顧客の仕様にそった製品設計が行われていることから、顧客との関係を深めていくことがシェアの拡大につながると考えており、引き続き顧客ニーズに合致した温度センサの製品設計を的確、迅速に推進するため体制を強化して参ります。