企業名

オイシックス< 3182 >

本社所在地

〒141-0022 東京都品川区東五反田1-13-12

会社情報HP

http://www.oisix.co.jp/

設立

2000年3月31日

上場市場

東京(マザーズ)

決算

3月

業種

小売業

同業他社

ケンコーコム<3325>、健康コーポレーション<2928>

沿革

平成9年
インターネット通信販売関連事業を主要事業として、東京都品川区に資本金3,000千円にて有限会社コーヘイを設立。

平成12年
オイシックス株式会社に商号変更。

平成23年
花とグルメのオンラインギフトショップを運営する株式会社ウェルネスを株式取得により完全子会社化し、翌年に吸収合併。

平成25年
株式会社ディーンアンドデルーカジャパンと業務提携契約・資本提携契約を締結。
同年、他社に対し三温度帯の物流機能等を提供する「オイシックスフルフィルメントサービス(略称:オイフル)」事業を本格的に開始。
一方、店舗宅配事業を廃止している。

事業内容

PCやモバイル(スマートフォンを含む携帯電話)からインターネットを通じて顧客より注文を受け、食品(青果物・加工食品)のほか生花・雑貨などを宅配するEC(Electric Commerce)事業を主力とする。

事業リスク

①ビジネスモデルのリスク

ビジネスモデルは、環境・健康志向の顧客が増加する中で、有機栽培・特別栽培等による青果や安全性を吟味した加工食品など、顧客が食品スーパーや量販店などの一般的な流通経路では入手しにくい商品を、ECを活用した利便性の高いサービスを通じて、より手軽により多くのお客様に提供することを核としている。顧客の環境・健康志向は今後も拡大し、ECによる商品販売はこれからも十分に伸張していくと推測しているが、技術の進歩や流通の革新などにより、一般的な流通経路で安全性や付加価値の高い商品がより安価で販売可能となった場合、事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。

②食品のEC市場や宅配事業における競争について

現在のところ、食品に特化したEC事業者として大手の位置にあると認識しているが、小規模な事業者まで含めるとECによる食品販売を行う事業者は多数存在する。また多数の会員を有するショッピング・モール型のEC事業者による食品販売への取り組み強化や、既存流通大手等の有力企業においていわゆるネットスーパーを本格的に展開する動きが見られる。今後、EC市場のさらなる拡大に伴い、かかる事業者による食品販売への一層の注力等により、EC市場の食品分野における競合が激化する可能性がある。また、カタログ等の紙媒体を主力とした通信販売により、有機野菜等の安全性に配慮した食品の定期宅配を行う事業者も複数あり、その中には当社より大規模な事業者も存在している。インターネットを活用した利便性の高いサービス等によりかかる事業者と差別化した状況にあるが、安全性に配慮した食品をお客様に宅配するという点において、やはり競合があると認識している。またかかる事業者が同様にインターネットを本格的に活用した販売活動を強化する可能性もある。このような環境下において競争が激化した場合、事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。

③食品の安全性について

青果物については農林水産省「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」による「特別栽培農産物」及びこれに準じたもののみを取り扱い、加工品等についても「食質監査委員会」などを設け、さらには仕入先メーカーの衛生管理指導を行うなど、その品質・安全性確保に努めている。また平成23年3月の東日本大震災に伴う原子力発電所事故に端を発した食品の放射能汚染問題については、同月より取り扱い商品に関する放射性物質の検査を開始し、その後も放射性物質に関する基準値の変更や検査機器の導入・検査体制の整備を行うなど、顧客により安心して購入していただくための環境整備に努めている。しかしながら、当社の取り扱い商品について、生産者による農薬使用等に関する表示の偽装や品質に関する虚偽の情報提供などが行われる可能性は否定できない。また食品の放射能汚染問題については、その安全性に関する社会通念上の見解が未だ明確でないことに加え、今後当該問題に関する何らかの法規制が設けられた場合、当該法規制が求める対応等が即時に実施できない可能性がある。かかる事象が発生した場合、行政機関からの指摘又は処分並びにお客様からのクレーム又は損害賠償等が生じる可能性があり、ブランドイメージの失墜や対外的信用力の低下等により、事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。

④天候悪化による影響について

売上高の約3割を占めている青果物については、取引産地を日本全国各地に分散するとともに、主要品目については原則として複数産地から調達可能な状況とすることにより、特定地域の天候悪化による収穫不能・品質劣化時も別産地から商品の供給ができる体制をとっている。しかしながら、予想以上に天候悪化が長期化・広域化した場合、欠品や品質劣化等の問題の発生などにより、事業及び業績に影響を与える可能性がある。

⑤季節変動について

12月におせち料理等の収益性の高い年末商品により売上高・利益が増加する傾向にあるため、通期の業績に占める第3四半期の比重が高くなっている。このため、特定の四半期業績のみをもって当社の通期業績見通しを判断することは困難であり、また第3四半期の業績如何によっては年度の経営成績が影響を受ける可能性がある。

主力サービス

①EC事業

・Oisix.com定期宅配型EC
・Oisix.com都度購入
・Oisix香港
・ウェルネス

②店舗事業

東京都内の百貨店・ショッピングセンターにテナントとして2店出店する。また、東急ストアとクイーンズ伊勢丹の中にOisixの常設売場を設け販売する。

③プラットフォーム事業

食品BtoC EC市場で培ったアセットやノウハウを他社に提供する事業。三温度帯物流や品質管理、システムインフラなど多岐にわたる機能を提供する。