企業名

モルフォ< 3653 >

本社所在地

〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1

会社情報HP

http://www.morphoinc.com/index.html

設立

2004年5月26日

上場市場

東京(マザーズ)

決算

10月

業種

情報・通信業

同業他社

浜松ホトニクス<6965>、メガチップス<6875>

沿革

平成16年
東京都港区南青山に株式会社モルフォを設立。

平成24年
米国子会社「Morpho US, Inc.」を設立した。

平成25年
韓国子会社「Morpho Korea, Inc.」を設立。

事業内容

画像処理技術の研究開発および製品開発ならびにライセンシングを主な事業とする。

事業リスク

①新技術及び新製品の開発に関するリスクについて

研究開発主導型のベンチャー企業である。現在は携帯電話端末を中心とした技術及び製品を開発し、新たな付加価値を提供することにより、技術的な信頼性及び認知度を高めながら事業規模の拡大に努めている。将来の成長は、技術的優位性の維持と、市場のニーズに適応した付加価値の高い製品の開発に依存する。ソフトウェア業界は、常に新しい技術が誕生し、技術の陳腐化が早い事業環境にあり、直近では携帯電話端末等ハード機器自体の変化や革新も急速に進行しているため、環境の変化に適応した革新的な技術やサービス、事業環境の変化への適合が求められる業界である。従って、急速な技術進歩に支えられた当業界においては、将来の成長可能性は常に不確実性を伴っている。独自の画像処理技術を強みとして、新たな技術開発及び製品開発に取り組んでいるが、①想定以上の急激な技術革新や開発スピードの早期化、②市場ニーズに適応しない製品の投入、③新製品等の市場への投入時期の遅れによる製品の陳腐化、④携帯電話端末等ハード機器の急激な技術革新に伴う市場ニーズの急変等の事象が発生した場合には、業績に影響を及ぼす可能性がある。

②利用許諾契約について

これまで培ったノウハウをもとに新技術を創出し実用的な製品を開発しております。現在は、主要な顧客である通信事業者、携帯電話端末機器メーカー、半導体メーカー等に対して当該製品の利用を許諾することによりロイヤリティ収入として売上高を計上している。平成25年10月期のロイヤリティ収入は売上高全体の79.3%と高い構成比となっている。現時点では、ソフトウェア製品は携帯電話端末市場において技術的優位性があり、高い競争力を維持しているものと考えているが、競合製品の台頭や代替技術の出現により、製品又は技術が陳腐化した場合には、収益の低下を招く可能性がある。また市場での大幅なシェア変動等が起った場合には、製品利用状況に変動が起こり、収益の低下を招く可能性がある。当該事象が顕在化した場合には、業績に影響を及ぼす可能性がある。

③ロイヤリティ単価の変動について

ロイヤリティ収入の価格設定方法は、対価基準を元に、顧客との間で協議して設定した出荷数見積と利用期間をもとに設定される。対価の受け取り方法は、出荷数実績に応じて収受する方式と、ライセンス期間にわたり一定の金額を収受する方法に大別される。ソフトウェア業界では、急速な技術進歩により市場規模を拡大させてきたが、最近では事業環境は大きく変化しており、携帯電話端末機器メーカー各社及び通信事業者各社は端末原価の低減を図ることにより競争力の維持を図っている。また、競争のグローバル化により、携帯電話端末機器メーカーの集約化が進んでおり、価格交渉力が強くなってきている状況にある。現時点では、製品力強化及びラインナップ強化により、価格の維持と包括提案等による収益維持を実現しているが、市場ニーズに適応した新製品の開発又は既存製品の機能追加ができなかった場合には、買手の交渉力が脅威となりロイヤリティ単価が低下し、業績に影響を与える可能性がある。

④知的財産権について

画像処理技術を中核技術とする研究開発主導型のベンチャー企業である。ソフトウェア業界では、国内外大手電機メーカーや欧米IT・ソフトウェア企業等が様々な領域において特許を取得しており、画像処理の分野においても一部では基本特許が取得されている。このような状況の中、既存の技術とは一線を画す新たな技術を創出し、他社に押さえられていない領域において積極的に知的財産権を取得し、活用、維持をすすめていく方針である。しかしながら、組込系ソフトウェアは、知的財産権として保護したとしても、技術を模倣した類似製品について権利侵害を特定することが困難であり、効果的に模倣を防止できない可能性がある。当該事象が顕在化した場合には、業績に影響を及ぼす可能性がある。

⑤業界の動向について

当社主要市場である携帯電話端末市場では、スマートフォン化の進展により市場規模の拡大がおこり、競争のグローバル化と携帯電話端末機器メーカーの集約が進み、各社とも今までにない積極的な技術開発と差別化への投資を行っている。これら海外携帯電話端末機器メーカーへの直接的アプローチに加え、海外の通信事業者や半導体メーカー等を通じた関係強化により販売機会の拡大を目指しているが、市場ニーズに適応した新製品の開発又は既存製品の機能追加ができなかった場合には業績に影響を及ぼす可能性がある。また新規事業としてネットワークサービス事業やその他組込事業への積極的な投資を行っているが、いずれの業界においても競争のグローバル化と業界構造の継続的な変化が起こっている。これら業界動向に先駆け、先進的な技術開発や販売活動をおこなっているが、十分に対応できない場合には、業績に影響を及ぼす可能性がある。

主力サービス

①PhotoSolid(r)

画像処理による動き検出ソフト「SOFTGYRO(r)」を利用した手ブレ補正技術。

②Morpho HDR

明暗差の大きなシーンの撮影時においても黒つぶれや白とびを抑えた画像を生成する技術。

③Morpho Super-Resolution(tm)

複数枚の画像を合成して解像度の高い画像を生成する技術。画像の合成にモルフォ独自の動き検出技術「SOFTGYRO(r)」を利用することで、高精度な超解像処理を行う。

④Morpho WDR(tm)

1枚の画像から明るさを自動的に調整した画像を高速に生成する技術。

⑤Morpho Rapid Effect(tm)

GPU処理に対応したエフェクト画像生成技術。