企業名

エンカレッジ・テクノロジ< 3682 >

本社所在地

〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-3-2

会社情報HP

http://www.et-x.jp/

設立

2002年11月1日

上場市場

東京(マザーズ)

決算

3月

業種

情報・通信業

同業他社

トレンドマイクロ<4704>、GMOクラウド<3788>

沿革

平成14年
ソフトウエアの開発及び販売を目的として、エンカレッジ・テクノロジ株式会社を東京都新宿区払方町にて設立。

平成21年
シーア・インサイト・セキュリティ株式会社より、一般執務エリアの操作ログ管理製品「SEER INNER」の事業を取得。

平成25年
本社を中央区日本橋浜町に移転した。

事業内容

企業や官公庁の基幹業務を担っている情報システムの運用管理、セキュリティ対策及び内部統制に資するパッケージソフトウエア製品の開発・販売と当社製品の保守サポートサービス、製品導入に係るコンサルティングサービス、及び当社製品を活用したSIO常駐サービスを提供する事業を展開する。

事業リスク

①「ESS REC」の製品競争力について

IT(情報)技術のセキュリティに関する分野で、400社に上る納入実績がありますが、この要因は主力製品である「ESS REC」の動画とテキストによる克明な記録と検索及び分析などの監査対応機能による他社製品との差別化にある。常に「ESS REC」の機能拡張・改良に努めるほか、製品開発コンセプトである「ESS SmartIT Operation(SIO)」に基づいたソリューション製品の開発を進めることにより製品の多様化を図っているが、ライセンス売上においては「ESS REC」に偏重している(平成26年3月期実績のライセンス売上に占める比率は61%)類似製品の出現によって「ESS REC」の優位性が失われる場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす惧れがある。

②技術革新について

IT(情報)技術の進展のめざましさは言うまでもないが、製品群が依拠する技術分野においても常に最新技術への対応が求められている。OS(オペレーションシステム)、サーバーの仮想化、端末装置のタブレット化などの技術革新のみならず、クラウド化、分散処理フレームワークといった利用技術の変化や技術動向を常に把握して、それらに対応した製品改良や拡張、新製品の開発を行う必要があり、万一、対応の遅れや革新的技術の出現により既存製品が陳腐化した場合、事業展開に大きな影響を及ぼす惧れがある。

③製品開発のリスクについて

製品開発の基本スタンスは、システム運用の安全かつ安定化を実現するためのシステムをパッケージソフトウエアとして提供することにある。したがって、個別顧客の要望、仕様に基づいた受託開発とは異なり、運用のあるべき姿を汎用的に捉えて企画し、製品の開発を行うため、開発製品が運用現場の環境や実情に合わなかったり汎用的な使用ができない製品であった場合、開発コストを回収できない惧れが生じる。また、開発手法は、あらかじめ要件定義、分析、設計、実装、テストの行程を厳格に設定して開発するウォーターフォール型開発ではなく、開発要件に対して開発対象を多数の小さな機能に分割し、イテレーションと呼ぶ1つの反復の中で、計画・要求分析・設計・実装・テスト・文書化のソフトウエア開発に要するすべての工程を行い、各反復でそれまでに開発した成果物に機能を追加してプロジェクトを進行させていく「アジャイル開発(開発手法の総称)」の一つである「スクラム」手法を採用している。「スクラム」は、スポーツチームのようにチームを構成するメンバーが協力して開発に当たり他チームと連係してイテレーションを繰り返し開発を行っている。このため、ウォーターフォール型開発のような統合やテストの規模が大きくなり、不具合を見つけても前工程に逆戻りができないなどの困難さを伴うリスクはないが、イテレーションの過程で予測困難な事態や手戻りが頻発したり、スクラムメンバーの力量の違いによる進行遅れが発生すると、開発期間の長期化による製品開発コストの増大や製品投入時期の遅延による機会損失を生じる惧れがある。これらの製品開発リスクの低減やコストアップを抑制するため、当社は企画段階での市場ニーズや技術要件の把握に努めるほか、ISO9001規格に基づいた業務フロー手順により開発を進めているが、開発の長期化や市場投入の見込みが立たなかった場合は事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす惧れがある。

④製品の保守サポートサービスについて

製品の使用権許諾(ライセンス)契約をされた顧客に対しては、原則として製品の保守サポートサービス契約を締結していただき、当社製品が顧客の環境下で安定的に稼動するようサポートを行っている。インシデント発生に際しては、問題解決の迅速な対応に努めているが、原因の特定や解決に時間を要する場合がある。保守サポートサービスの提供に当たっては、サポートベストプラクティスの更新を図るなど、サービスレベルの向上に努めているが、重大な製品の欠陥の発生やインシデント解決の長期化により顧客の信頼を損ね、保守契約の更新に繋がらない惧れがある。したがって、製品が安定的に使用できるよう直接顧客を訪問して使用環境や状況を診断する、独自の「ヘルスチェックサービス(HCS)」の実施や顧客満足度調査を通じて課題の発見とその解決に努めているが、保守サポートサービス契約更新率が大幅に低下しますと、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす惧れがある。

⑤導入支援及び構築支援について

コンサルティングサービス業務として、当社製品の導入にあたっての導入支援やシステム構築支援をメニュー化して提供している。「ESS SmartIT Operation(SIO)」の展開にともなって、従来の単体製品のインストールや各種支援からIT全般統制にむけたシステム構築の支援へと、システム要件の拡大や役務提供範囲が拡大している。したがって、要件実現にむけての役務提供範囲や条件、納期設定、提出書類の品質に至るまでのマネジメントが要求される。何らかのトラブルによって検収の遅れや見積以上の工数が発生した場合、あるいは顧客の要求仕様との齟齬が生じ、損害賠償や補償作業を要求された場合、財政状態及び経営成績や事業展開に影響を及ぼす惧れがある。

主力サービス

①証跡管理

・ESS REC
・Remote Access Auditor(RAA)
・ESS AutoAuditor(EAA)

②アクセス管理

・ESS AdminControl(EAC)
・ID Inspector(IDI)

③作業自動化

・ESS AutoQuality(EAQ)

④システム監視

・Encourage Super Station(ESS)
・Textlog to Event(T2E)

⑤PCセキュリティ

・SEER INNER(SEER)
・SEER INNER SA(SEER SA)