米
(写真=Thinkstock/Getty Images)

2 月 17 日、米穀卸販売やコメの加工食品などを手掛ける木徳神糧 <2700> が 2014 年 12 月期決算を発表した。売上高 1060 億円 ( 前年同期比 8.2 %減 ) 、営業利益 11 億円 ( 前年同期△ 9 億円 ) 、経常利益 10 億円 ( 同△ 9 億円 ) 、当期純利益△ 6 億円 ( 同△ 5 億円 ) と黒字転換した。同時に 2015 年 12 月期の業績予想も発表、 売上高 1038 億円 ( 前年同期比 2.2 %減 ) 、営業利益 8 億円 ( 同 26.7 %減 ) 、経常利益 7 億円 ( 同 28.4 減)、当期純利益 5 億円 ( 同 26.8 %減 ) を見込む。また、配当は前期より 4 円減配し、年間 6 円(中間配当金 3 円、期末配当金 3 円)とした。

主力の米穀事業において、玄米の販売数量及びミニマム・アクセスによる外国産米の取扱数量が減少、精米や第三国向け外国産米の数量は前年同期を上回る水準で推移したが、国産米販売価格が前年同期比大幅に下落した。ただ、提案営業の強化による精米販売の拡大、仕入手法の多様化、販売コストの削減、在庫管理の徹底に注力したことが奏功し、収益が大きく改善した。

次期については、米穀事業の販売単価の下落による減少、及び、米穀事業の海外における収益の拡大が見込まれる一方、国内における販売競争の激化や国産米に取巻く環境の変化等による収益の減少を織り込み、減収減益の見通しだ。

食品流通業界は、消費者の生活必需品や外食等への消費に対する節約志向が依然として根強く、競争激化が継続、加えて、円安による原材料価格の上昇やエネルギーコストの増加もあり、収益が圧迫される厳しい経営環境となっている。

(ZUU online)

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