European Central Bank Press Conference
(写真=Thinkstock/Getty Images・2013年)

伊・パドアン財務相は4月21日、「イタリアはリセッションを脱し、小幅経済成長を見込む」と発言し、経済成長のフェーズに移行するとの考えを明らかにした。

同17日に発表されたイタリアの四半期経済報告で、1Qの国内総生産は小幅プラスとなった。慎重な見方でも2015年の成長率は+0.7%、2016年+1.4%、2017年+1.5%と回復基調に入る見通しだとした。同国のGDPに対する赤字も安定・低下しつつあるという。インフレ率は0.5%ポイント上がる見込みだが、税金の引き上げは行わない。

同様に、ECBのドラギ総裁も、「現在、EU圏の金融機関は、健全かつ強化されており、危機にあった過去の状況とは、変わってきている」と述べ、ギリシャが成功を収めることを願うが、望む方向へ行かなくてもEU圏への影響は限定的で、過去に心配されていたような状況にはならないだろうとの見方を示した。「ギリシャになにかあったとしたら、それは未知の海域。成功するかどうかはギリシャの手中にある」と同氏は付け加えた。

一方、ギリシャは、24日のユーロ圏財務相会合を前にして、ブリュッセルで行われるEU首脳会談の合間に、メルケル・独首相と臨時会談の場を持つ予定だ。ドイツをはじめ国際支援側は、ギリシャの改革への取り組み方に疑問を持っており、新たな支援金を獲得しつつ独自の改革案を実施しようと試みるチプラス政権の意向と折り合いがついていない。24日のユーロ圏財務相会合での合意望み薄と予想される中で、チプラス首相は何か手がかりを探っているようだ。(ZUU online 編集部)

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