ネット通販
(写真=Thinkstock/Getty Images)

ネット通販大手の楽天 <4755> は5月8日、2015年12月期の第1四半期の決算を公表し、前年同期比で税引前利益が3割に迫る伸びを示す経営状況であったことを明らかにした。

発表によれば、売り上げ高は約1588億1900万円で、前年同期比で14.9%増となり、堅調に推移。営業利益は約290億4000万円となり、前年同期比で28.7%の伸び率を示した。さらに、税引前利益でも、約188億800万円となり、伸び率は29.7%。3割に迫る成長を見せる結果となった。

好調な1Q決算になった理由について、楽天は「インターネットサービスにおいては、『楽天市場』や『楽天トラベル』等の国内サービスで、前年同期に発生した消費税増税前の駆け込み需要の剥落があったものの、スマートデバイス向けのサービス強化、『楽天スーパーSALE』に代表される大型セールイベントを実施し、堅調な業績となった」としている。

併せて、コンテンツサービス分野においても、同社は、戦略投資を継続する一方、厳格な費用管理にも取り組み、業績は改善基調にあるとしている。図書館・教育機関向けに電子書籍、オーディオブックなどの配信サービスを提供する米国のオーバードライブの買収を当第1四半期連結累計期間に決定し、4月に完全子会社化した。

さらに、 インターネット金融においても、『楽天カード』の手数料収入が増加したほか、『楽天証券』や『楽天銀行』等のサービスも順調に拡大し、同社の利益が大幅に増加したとのことだ。

2Q以降の見通しについて楽天は、世界的にEC市場の拡大が見込まれ、グループサービスの向上に伴い、流通総額は引き続き強い増加傾向を維持する と見込んでいる。第2四半期連結会計期間の国内ECにおいては、消費税増税後の駆け込み需要の反動減で低調に推移した前第2四半期連結会計期間と比べ、順調な売上収益の成長が見込まれるとの考えを同社はs目している。

また、同社は「第3四半期連結会計期間以降については、売上収益の更なる成長が見込まれ、営業利益についても相応の成長を想定 している」としている。

インターネット金融についても、 クレジットカード関連サービスにおいて引き続き高い売上収益の成長が見込まれており、リボ残高の成長に伴い、手数料収入等が増加するとの見通しだ。銀行サービスにおいても、資産の 増加に伴い堅調に営業利益が推移すると見込んでおり、引き続き、同社の経営成績も堅調に推移する公算が高そうだ。(ZUU online 編集部)

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