タカタ
(写真=Thinkstock/Getty Images)

タカタ <7312> は5月20日、同社が製造したエアバッグ製品に欠陥があった問題で、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)との間で、リコール(回収・無償修理)を全米規模で行うことで合意したことを発表した。

NHTSAの発表資料などによると、リコールの対象は3400万台近くに達し、一度のリコールとしては米国で過去最大規模となるという。

タカタはこの合意とともに4件の不具合情報報告書を提出。車の運転席と助手席でエアバッグの部品「インフレーター」を取り替える。報告書ではインフレーターが長期間高温多湿の環境下にさらされ、その他の要因が複合的に重なり合う場合、一部で破損する可能性があるとしている。

タカタの高田重久会長兼CEOは「お客様の安全確保、信頼回復へ向けて、NHTSAと今回の合意に至ることができ、一歩前進できたものと認識している。今後も、NHTSA及び自動車メーカーと全面的に協力し、ユーザーの安全確保を最優先にして、予防的処置を行う」とのコメントを出した。

タカタは今年5月に発表した2015年3月期連結決算で、リコール関連費用などとして586億円の特別損失を計上。同期の最終損益は295億円の赤字となった。16年3月期の業績予想では最終損益を200億円の黒字と見込んでいる。全米リコールの影響が広がればリコール関連費用の増加も予想されるため、今後の動向に注目が集まっている。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
1億ドル超えも?世界のスポーツ選手長者番付トップ20
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!?その意外な方法とは
1〜3月のGDP、2期連続のプラスに
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法