Tokyo Market Soars As World Markets Revive
(写真=Thinkstock/Getty Images)

18日の東京市場は、ドル円相場が119円前半で始まり、特段材料はなかったものの、やや円安に振れた。海外市場に入ると、米国株高と米10年債利回り上昇を背景に、120円05銭まで上昇した。

19日の東京市場は、日本株は上昇していたものの、ドル円相場にはあまり影響を与えず、119円台後半で膠着していた。海外市場では、米住宅着工件数が市場予想を大幅に上回り、米10年債利回りも上昇したことから、一時、120円75銭まで上昇。120円台後半でニューヨーククローズとなった。

20日の東京市場は、1-3月期GDPが市場予想を上回る水準を受け、円買いの流れとなり、ドル円相場は、一時、120円57銭まで下落した。しかし、日経平均株価が年初来高値を更新する中、連れる形で121円台まで上昇した。海外市場では、FOMCの議事要旨が6月の利上げに慎重な見方を示したことから、再び120円台に下落した。

しかし、6月利上げの可能性の低さは当初より織り込み済みで、景気先行きに楽観的な見通しが示されていたということから、一転、121円49銭まで上昇した。

21日の東京市場は、久々の121円台ということもあり、利益確定の売りが出やすく、じりじりと値を下げ、海外市場に入ると、一時、120円84銭まで下落した。その後は、米新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、フィラデルフィア連銀景況指数や中古住宅販売件数は下回るなど、強弱入り混じった結果となったことから、方向感に乏しかったものの、121円台でニューヨーククローズとなった。

22日の東京市場は、日銀金融政策決定会合で、金融政策について現状維持を決定した。足元の景気判断について「緩やかな回復を続けている」としたことが、これまで回復の前につけていた「基調」を外したことがポジティブにとらえられ、追加緩和期待が後退し、120円台後半まで下落した。海外市場に入ると、米10年債利回りの低下が一服したことで、121円台を回復した。


今週の為替展望

今週の外国為替市場は、4月FOMC議事要旨で、6月利上げの可能性について、慎重な見方をしており、日銀金融政策決定会合で、現状維持であったものの、足元の景気判断について上方修正したことから、追加緩和期待が後退したため、素直に考えて、直近は円高トレンドを想定すべきだろう。

今週注目される経済指標は、26日発表の米4月新築住宅販売件数、27日の日銀金融政策決定会合議事要旨、G7財務相・中央銀行総裁会議(~29日)29日の4月消費者物価、失業率・有効求人倍率、米1-3月期GDP改定値などである。

テクニカル面でも、ボリンジャーバンドは引き続き、相場が膠着状態のため、バンドが収縮してはいるものの、ローソク足が2σ付近まで上昇。週足14週のRSIにおいても、65%程度と、過熱感が出始めている。

よって、ファンダメンタルズ、テクニカル両面から弱気スタンスが無難である。ただ、長く続いていたレンジ相場の後はどちらかに大きく振れるケースが多く、今回の上昇でレンジ相場が終了し、上に抜けたとすれば、円安トレンドが加速する可能性が高いため、注意したい。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
【週間株式展望】東証1部、バブル期越えの時価総額に過熱感あり?
世界一売れた自動車メーカーはココだ!販売ベスト10…日本勢は?
日経新聞・四季報など全て閲覧可!?ネット証券は『情報の宝庫』
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法