銀行貸出
(写真=Thinkstock/Getty Images)

帝国データバンク(TDB)は6月25日、国内の主要な112銀行の預金・貸出金等実態調査結果を発表し、昨年3月末比でそれぞれ約5%拡大したことを明らかにした。金融緩和が続く中、銀行からの貸し出しも増加傾向にある様子だ。

TDBの今回の調査では、大手銀行7行、地方銀行64行、第二地方銀行41行の合計112行の預金、貸出それぞれの残高を調査。預金利息や貸出金利についても調べ、各銀行の収益性などについて迫った。

発表によれば、2015年3月末時点の国内主要行の貸出金は481兆537億5300万円。2014年3月末比で、21兆2760億7800万円増加し、4.63%増となった。それに伴い、2015年3月期の貸出金利息は6兆3944億7800万円となり、1年前と比べて403億9900万円増。0.64%と微幅ながら上昇する結果となった。

他方、国内の主要銀行の預金はというと、658兆2324億8800万円となり、29兆4381億3300万円の増加。1年前と比べて4.68%増と、貸出とほぼ同等の拡大となった。

同社は調査結果について、地方銀行、第二地方銀行は、利ざやが減少していることが判明。同様の状況が今後も続くことになれば、経営統合、合併や営業エリア、店舗数の縮小、また、大手企業への融資を強化することなどにつながる可能性を指摘した。

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