新興企業
(写真=PIXTA)

「未来の日本経済を支える会社を探し出す」そんな王道とも言える投資スタンスで新興市場を見直してみたい。上場各社は実績こそ乏しいが、それだけで判断できないのが新興企業の面白いところ。

本誌では専門コーナーを開設し、注目銘柄や話題の企業の決算情報、最新動向などトピックスを徹底取材。新興市場の「今」をお届けします!!


サダマツ <2736> ・JQ

■上期先行投資優先で増収インバウンド需要で下期黒字化見込み

ジャスダック上場のサダマツ <2736> は、4月24日に2015年8月期第2四半期連結業績を発表した。今期は新規出店に伴う設備投資及び新ブランドのプロモーション費用の拡大で利益は下がったが、主力製品の売上高が前年同期比206・5%と好調に推移し、アジアの子会社も過去最高益を記録。結果として増収減益となった。

現在の同社株価は416円(4月28日終値)。それまで170円付近株価は推移していたが、訪日中国人の大量買いによるインバウンド需要の増加や、2月25日に世界の著名ブランドが集まる新作ブランド発表会、新宿伊勢丹「ザ・ステージ」で発表された新ブランドの影響もあり、同日10年来高値となる469円を記録した。その後は上期業績が経常赤字での着陸となり360円台まで落ち込んだものの、現在は400円台で推移している。

同社は全国の百貨店やショッピングセンターに幅広く展開する宝飾品の製造及び小売チェーン。比較的安価で親子数代に渡って受け継がれるダイヤモンドを基本コンセプトとしており、カップルだけでなく夫婦や家族など、幅広い購買層を意識した事業展開を行っている。

今後は有力百貨店での店舗数を増やし、店舗自体の収益力の向上とインバウンド需要を一層確保するための施策を強化する見通しだ。単一セグメントのため、各種業績発表はない。配当は期末のみで、2円を予想している。

通期予想は別表の通り。

サダマツ