282340e91c08397d739b6cc99753c4882 (写真=Thinkstock/Getty Images)

引き続きギリシャ問題が大きく取りざたされていますが、直接的な影響が少ない日本企業は特にギリシャ問題以外の売り材料があるというわけでもなければしっかりと反発となりそうです。株式市場に流入している資金が細っているということでもなく、先行きに対する懸念が強いということでもなく、ここはあくまでも強気に対処して見ても良いと思います。

月曜日の寄り付きが安値となっているものも非常に多く、その水準を割り込まなければ基調は全く変わりないと思います。2007年7月との共通点もないことはないのですが、そうだとしても7月相場ということでいったん戻りを試し、その後の下落も「天神底」となって、結局は「良い買い場」となるのではないかと思います。

米国株が堅調となったことから本日の日本市場も堅調な展開が期待されます。ただ、ギリシャ問題などへの懸念から上値も重くなりそうですし、シカゴ市場(CME)の日経平均先物が売られたことから冴えない展開になりそうです。それでも昨日のように日銀や年金の買いも期待され、個人投資家の目先の手仕舞い売りをこなせれば、堅調となるのでしょう。ギリシャ問題や米国経済指標などを見極めたいということで大きな動きにはなり難そうです。

20,000円を割り込むという懸念は薄れて来た感じです。20,200円水準がやはり下値目途となって来そうな雰囲気でもあり、20,200円水準で値固めできれば20,500円水準まではあっさりと戻すのではないかと思います。ここからはギリシャ問題に振らされながら、米国市場次第ということになりそうです。


本日の投資戦略

相変わらず世界中がギリシャのわがままに振り回されている感じです。特に欧州などではほとほと「困ったもんだ!」と言う感じになっているのではないかと思います。ただ、結局は落ち着くところは、国民投票→緊縮財政やむなし→ユーロに止まる→チプラス退陣→一件落着と言うことになると思います。

実際にギリシャが破たんしても困るのはギリシャだけということなのですから、落ち着いて来るのだと思います。特に日本市場では直接的な影響はないのですから、何も慌てる必要もなく、しっかりと足元の業績が好調とされるものを拾っておくということで良いのでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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