アルゴナビス (写真=Thinkstock/Getty Images)

株式市場は米国企業の決算に反応して予想以上の下落となった感じですが、すぐに持ち直して来そうな感じです。目先的に急騰急落を繰り返して落ち着きのない相場展開ですが、ここからは日本市場でも決算動向を見ながらということになりそうです。

「アベノミクス」がどうしたということが喧しく言われますが、何はどうあれ、訪日外国人のおかげや量的緩和の効果もあってデフレ脱却、円安効果などで足元の景況感は良くなっており、株価も高くなっているのですからなんだかんだ言っても「良い方に」行っているのではないかと思います。1980年代バブル到来という妄想をしてみるのも良いかもしれません。

米国株は軟調となったのですが、昨日の大幅下落で既に織り込んでいるとみられる日本市場は堅調な展開が期待されます。為替も円安気味と言うことやシカゴ市場(CME)や夜間取引の日経平均先物が堅調となっており、売られすぎの修正などから買い直される銘柄も出て来るのだと思います。決算発表が本格化するなかで決算動向に一喜一憂することになるのでしょうが底堅い堅調な展開が期待されます。

20,500円~600円水準での値固めとなるか、再度21,000円を目指す動きになるかと言うところですが、決算発表の本格化を前に動き難くなりそうです。特に売り急がなければならない材料もないと思われ、底堅さを確認しては上値を試すということになるのでしょう。当面20,400円~500円を下値、20,800円水準を上値とする動きになりそうです。


本日の投資戦略

アップルの決算に引きずられたという感じです。米国企業もそれほど悪い決算でもないのですが、反応は芳しくありません。好調なら好調で「9月利上げ」の目が強まるのでしょうから、ここは芳しくないということで売られるところでは下値が確認できれば買い直しと言うことになりそうです。

アップルがここまで「スマートフォン」で「勝ち組」となったのですが、ここからはスマートフォンの先を見て行くということで良いのだと思います。足元は出遅れ感が強いものや売られすぎの修正が行われているものが物色されるのでしょうが、先を見て行けば足元の業績よりも「次」を見ての投資が良いのではないかと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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