アルゴナビス

(写真=Thinkstock/Getty Images)

株式市場もギリシャだ中国だと大騒ぎして見たものの、結局大山鳴動して鼠一匹、猫の子一匹も出ず、終わってみると手掛かり難と言う感じです。それでも米国企業の決算発表も本格化しており、米国企業の動向を見て日本企業の決算動向を想像するということでも良いのだと思います。

日本でも円高で困る企業が多いのですから、日本で円安で喜んでいる分、米国でドル高を嫌気する動きもあるということを見直しても良いのではないかと思います。ドル高を嫌気するということであれば、9月利上げと言うよりは12月に先送りとなってくるのではないかと思います。

米国株が軟調、為替も円高気味と言うことで売り先行となりそうです。週末ということで手仕舞い売りも出て来そうですし、決算発表を控えて買い難さも見られると思います。一方で好調な決算や増配などを素直に好感、個別に好業績銘柄を物色する動きになってくるのでしょう。小型銘柄も含めて選別色が強まりそうです。

上値の重さも確認され再度20,500円~600円水準での値固めと言う雰囲気になって来そうです。大きく下押すということでもないのでしょうし、当面は20,500円~20,800円水準での動きが中心になり、指数と言うよりは個別に決算動向に対応するということになりそうです。


本日の投資戦略

ギリシャだ中国だということには敏感に反応するのですが、企業決算動向には反応が鈍いという感じです。米国企業の決算動向をみて日本企業の決算などを想定して反応するというようなこともなく、日本は日本で個別にわかり易い決算動向などに反応しているということでしょう。

発表された日本電産 <6594> と東京製鉄 <5423> は同じような決算の発表となったものの、株価は明暗を分けました。先行きへの見通しの違いと言ってしまえばそれまでですが、やはり株の売り買いは「雰囲気に流される」と言うことが明確になった感じです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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