アルゴナビス (写真=Thinkstock/Getty Images)

依然として暑い日が続いています。「梅雨明け10日」どころではなくなってしまいましたが、株式市場は昨日も最後は売られたもののしっかりと下げ渋った感じで、堅調な地合いが期待されます。中国の株価を未だに気にしている向きも多いのですが、中国の株式市場は我々が考えている株式市場と違う印象であり、特に問題視することもないと思います。

ギリシャ問題もどこかに行ってしまっており、現在は中国、中国と言っていますが、やはり、本当は米FOMC(公開市場委員会)での「利上げ」が問題であり、そしてあまり騒がれていませんが「ボルカールール」が問題なのだと思います。本日から実質8月相場ですから、動きは変わってくるのではないかと思います。

米国株高などを受け、本日の日本市場は堅調な展開が期待されそうです。ただ、シカゴ市場(CME)や夜間取引の日経平均先物は上値が重く、米FOMCなどを控えて上値も重くなりそうです。為替も円安基調と言うことを好感する動きややここのところの売られすぎの修正が見られれば昨日のように買戻しを急ぐことになるのでしょう。

20,000円を割り込まないということで昨日は下げ渋りましたが本日はしっかりと20,400円水準を抜けてくるかどうかと言うことになりそうです。20,400円を抜けてくれば20,400円~600円水準での保ち合いとなりそうですし、抜け切れなければ再度20,200円を試すこともあるのだと思います。


本日の投資戦略

FOMCを前に今度は手仕舞いの買戻しが入ったという感じです。大きく下落していたことから米国市場も堅調となり、日本市場も戻りを試す動きになりそうです。昨日はいったん堅調となったのですが、最後は売り直されるという感じで、まだまだ疑心暗鬼と言うことなのでしょう。

中国の株式市場を未だに気にしている向きも多いので指数は冴えないことになりそうです。ただ、好決算銘柄などにはしっかりと反応しており、基調は強含みと思います。米国株が高いことで中国の株価を気にしなくなると一気に戻すのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

【関連記事】
フェイスブック高値更新もここからの課題は?
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!?その意外な方法とは
課題山積み、「朝型勤務」は成功するのか?
NTTを超える数兆円超の上場?元国営3社のIPOに迫る